今回の西表島観光のメインイベント、それが「浦内川ジャングルクルーズ」だ。
浦内川は沖縄で最大の川で、広い河口と生い茂るマングローブ、そして二つの滝で知られている。
そんな浦内川を船で川上まで進んで、途中から下船して山道を歩き、広大な自然に触れながら山奥の滝を目指す、というのが今回の目的。
早速船乗り場から船へ乗船。スタッフの案内と共に川岸のマングローブを眺めながら川上へと向かう。
urauchi1.JPG船乗り場へ向かう。ちょいテンション高め。
urauchi2.JPGジャングルクルーズ中。
urauchi3.JPGマングローブが生い茂っている
船で二十分ほど川を登り、軍艦岩という船着き場で降りる。ここからは山道約一時間の旅。
同乗者は家族連れや年配の方々、若い観光客など様々だったが、何故かその中でうちら夫婦が先頭を進むことに。
道は結構曲がりくねっているし、崖の側を通る時も手すりなんか無いし、所々でかいトカゲが飛び出してくるしとなかなかスリリング。まさにジャングルって感じで楽しい。
まぁそこも西表にはそれほど毒の強いハブが居ないと知っているから。那覇市の市街地でも「ハブ」出るし、それを考えれば怖がることもあるまい。
(八重山には通常の「ハブ」(=毒性強い)では無く「サキシマハブ」が居る。ちなみに実家のマンション(那覇市の市街地)でも一度ハブが出たし、そもそもベランダにはマングースが居る)
urauchi4.JPG山道をひたすら歩く。
そうこうして良い具合に疲れてきたところで、一つめの目的地であるマリユドゥの滝へ。その滝の近くにある休憩所で一息。下まで降りて滝を眺めてみたいのだけれど、近づけるのはここまで。
何でも数年前に土砂崩れか何かで観光客が事故に遭い、そこから立ち入りが禁止になってしまったらしい。
見られないのは残念だけど、命あってのものだからねぇ。
urauchi5.JPG休憩所から眺めるマリユドゥの滝
一息入れた後はまた歩き出し、カンビレーの滝へ。
この滝の由来は、島の方言で「カン=神」「ビレー=座る」。神々の座る場所ってことで、島でも第一級の聖地として大切にされているらしい。
この滝はすぐ近くまで降りることができ、かつかなり大きな滝(落差ではなく幅が)なので結構迫力があって、ここまで山道を歩き続けたご褒美のようでちょっと嬉しかった。これはほんと一見の価値アリ。
urauchi6.JPGカンビレーの滝
こうして滝を満喫した後は、来た道をまた一時間掛けて戻って、船着き場の休憩所で船を待つ。
暫くして定期船が新たな客を連れて来て、我々はその船に乗って帰ったのでありました。
それにしてもジャングルクルーズ。立った数時間だったけれど西表の自然を満喫できて満足。ディズニーランドのクルーズとは違う本物のクルーズ、また次も来てみたいと心から思ったのでした。
urauchi7.JPGでかい木
urauchi8.JPG帰りもマングローブ。
【参考】 「浦内川ジャングルクルーズ」

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