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(Vivitar ViviCam 8027)

先月、転職活動の合間をぬって、一泊だけ帰省してきました。

昨年の9月に帰って以来だったので、1年ぶり。
今年は帰れないと思っていたから、一泊だけでも結構嬉しいもの。

とはいえ、急に決まった話だったので、いつものメンバーは仕事やら結婚式やらで忙しく、「でいご殿飲み」はお預けに。
けれども久々にゆったりと実家と祖父宅で過ごして、叔父さん家族とも話せたり、夫婦ではなく一人で帰省したからこその時間の過ごし方。
やはり夫婦で帰ると、どこかに観光しないともったいないという気がして、ただ家でのんびり過ごすというのは難しい気がする。

今回の帰省で一番印象に残ったのは、祖父とカメラの話をできたこと。
これまで我が家ではそれほどカメラに興味のある家族がおらず、祖父の話し相手が居なかったけれど、この一年の間に自分のカメラ熱が高まって、喜んでその話し相手を務められた。

こうしてカメラの話をしてみると、これまでとはまた違った祖父の一面を見ることができて、とても嬉しかった。
今からもう50年以上も前に、石垣島内をカメラを持って歩いていたこと。
勤めていた銀行で写真クラブを結成して、島内では写真愛好家として有名だったこと。
そのせいもあって石垣市の市史写真集をまとめる際に写真を何点も提供していたこと。
これまでには知らなかった話ばかり。

それで今や物置と化している祖父の書斎を掃除したお礼に、「もう使わないから」とカメラを数台もらった。
そのカメラは、「欲しいなぁ」とずっと思っていたカメラ、Rolleiflex。
しかも、皮でできた専用ハードケースつき。
若かったころにずっと使っていた愛用の品らしく、いい感じの使い込んだ感じがたまらない。
そして何より、祖父の愛用の品をきちんとした形で譲り受けられたことが嬉しい。
家族の絆っていいなぁ、と柄にもなく少し感動してしまった、沖縄の一泊話でした。

ちなみにRolleiflex。東京に戻って調べてみると、1951年製のRolleiflex MXであることが判明。
さっそく使い込もう!と思ったものの、調べてみるとレンズに曇りが・・・。
十年近くメンテナンスしていなかったといっていたのでしょうがないけれど、おそらく修理に出すと4~5万円近くかかりそう。
これなら新しく買ったほうがいいんじゃと思うこともなく、お金を貯めて祖父から譲ってもらったカメラを大切に使っていきたいと思う。
まぁカメラ屋に出せるのは、早くて数か月後だろうけど・・・。

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