都電ぶらり旅

先日、20代最後の誕生日だったこともあってどこか行こうと考え、都電の乗り放題切符を買ってカメラを手にぶらり旅をすることに。

さっそく家を出て、神田川沿いを歩いて早稲田方面へと向かう。
バスに乗ればすぐに早稲田まで着くのだけれど、せっかくの秋晴れなので歩くことにしたのだ。
(ちなみに都電の乗り放題切符は都バスも乗り放題)
神田川もすっかり秋めいている。

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(Vivitar ViviCam 8027)

 

高田馬場も通り過ぎて、歩く、歩く。
せっかくなので途中でヘルシアウォーターを飲んでおいた。

途中の工事現場で、ゆるキャラ発見。

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(Vivitar ViviCam 8027)
子供受けを狙っているのだろうか?
このほかにもカエルなどのバリエーションがあった。

 

神田川沿いは、都内でも人気のあるジョギングコースということで、結構整備されている。

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(Vivitar ViviCam 8027)

 

30分ほど歩いたところで、面影橋から都電荒川線へ乗車。

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(Vivitar ViviCam 8027)

都電荒川線にのんびり揺られて、ひとまず飛鳥山へ。

飛鳥山には無料のミニモノレールがある。片道2分。歩くほうが早いくらいだけれど、バリアフリーとしては良いよね。

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(Vivitar ViviCam 8027)

王子駅から歩いても近い飛鳥山公園には、3つの博物館があって、のんびりするにはおススメの公園。
この日は時間がそれほどなかったので博物館には行かなかったけれど、紙の博物館では紙漉き体験を実施していた。

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(Vivitar ViviCam 8027)

公園内には遊具などがあって子供たちが遊べるほか、SLや都電の車両も設置されている。
しかし残念なことに、都電の行先部分には落書きが。
↓の写真はまだマシな方で、逆向きの部分には思春期の中学生が悪乗りして書いたであろうお下品な言葉が。
子供に意味を聞かれたら困るだろうなあ、親が。

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(Vivitar ViviCam 8027)

 

こうして飛鳥山を早々に後にして、また都電荒川線に揺られて「荒川遊園」へ。

ちょうどお昼だったこともあって、遊園前で食事をとることに。
その食事をした店がここ。

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(Vivitar ViviCam 8027)

いやあ何といっても店名のインパクトにやられた!
「エベレスト&富士」って、とりあえず世界一と日本一を組み合わせてしまえ!的なノリがすごい。
そしてなんだかロゴ(?)のデザインもすごい。
ちなみにそのロゴは、定員のTシャツにもプリントされていて、変T収集家のはしくれとして少し欲しくなった。
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(Vivitar ViviCam 8027)

肝心の料理の味はというと、カレーなどは普通に美味しいレベル。
でもちょうどお客さんが数組一緒に入ってしまったため、料理が来るのに30分以上かかったのはちょっと困った。
そして初めて飲んだビール「EVEREST」と「Nepal Ice」がうまい! どちらもアジアビール特有のさわやかな甘みが何ともいえない。カレーにあいますな。

実は「Nepal Ice」、うちの近所のカレー屋のメニューにあるけれど、なかなか入荷せずにいつも飲み損ねていたのだ。
その意味では、この店に来たかいがあったというものですな。

そして一時間かかったランチを終えて、荒川遊園へ。

この荒川遊園の見どころは、観覧車とおそらく日本一怖くないジェット(?)コースター。
1枚100円の乗り物券を購入して、子供なら1枚、大人は2枚を使っていろいろな乗り物に乗るという仕組み。
シンプルでわかりやすいけれど、そもそも乗る物がそれほどないので困らなそうではある。

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(Vivitar ViviCam 8027&PENTAX OptioH90)

結局観覧車は乗らなかった。真昼間から乗ってもねぇ。

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(Vivitar ViviCam 8027)

ジェットコースターが大の苦手の自分でも、乗っている最中に写真を撮る余裕。
花やしきよりも怖くないなぁ。それよりコースター自体の虫モチーフの顔が怖い。

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(Vivitar ViviCam 8027)

乗り物よりも見どころだったのは、動物たち。
色々な動物たちに餌をあげられる。
一番驚いたのは、写真には撮っていないけど、広場でアザラシショーをやっていたこと。
プールなどではなく広場のステージで数匹のアザラシが居て、
そのアザラシと触れ合えるという。
これはなかなか。小さい子供たちにはとても喜ばれそうなイベントだった。

というわけで、なかなかに満喫した上で荒川遊園を後に。
再び都電荒川線に乗り込み、熊野前まで戻る。ここからは日暮里・舎人ライナー体験。

実は学生時代に駐車場誘導のバイトをしていたケーズデンキの足立本店。
その目の前でずっと工事をしていたのが舎人ライナーだったのだ。
なのでほんの少しだけ感慨深い。

けれど舎人ライナー、結構速いのであっという間。
しかも羽田空港に行くときや実家の沖縄でモノレールに乗り慣れているのでそれほど感動も無し。
結局、終点の見沼代親水公園まで行って下車し、その公園を少し散策してまた熊野前へ戻る。
もう少し時間があったら舎人公園でのんびりしたかったのだけれど、しょうがない。
そして戻ったころには暗くなっていた。

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(Vivitar ViviCam 8027)

気を取り直して、都電荒川線の終点である三ノ輪橋へ。
商店街を少し見物してみるものの、あまり活気がない。

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(Vivitar ViviCam 8027)

 

さあひとまずの目的を達成したので、あとは帰るだけ。
けれど普通に帰ってもつまらないということで、上野に寄ることに。

この日唯一の都営交通機関以外の東京メトロ日比谷線で三ノ輪から上野まで行き、
上野公園のイルミネーションを堪能した後、上野公園から我が家のすぐそばまで走っている都営バスに揺られ、
一時間ほどかけて帰宅したのであった。

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(Vivitar ViviCam 8027)

 

こうして誕生日にふと思い立った、都営バス&電車でめぐる下町(?)ツアーも無事終了。
結構歩いたのでなかなか疲れたけれど、色々面白い写真も撮れたし、満足な一日でした。

浅草へ

昨日は久々に浅草へ。
先日電車の中で「スカイツリーが雲に届く」といった広告を見て、行きたくなってしまった。

天気は快晴。
暑くて浅草につく前の時点で汗だくになったけれど、スカイツリーの写真を撮るには良い天気。

今日は現状のフル装備で臨む。
トイカメラ2台、トイデジカメ2台、普通のデジカメ1台。

重そうに思えるけれど、どれも軽いものばかりなので、荷物は小さいバッグのみ。
というわけで早速撮ってきました。
(下の写真は基本的にVivitar ViviCam 8027)

まずは吾妻橋からのスカイツリー。withアサヒビール本社。

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ホワイトバランスで青味を強めたバージョン
(Vivitar ViviCam 8027)

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通常バージョン
(Vivitar ViviCam 8027)

 

吾妻橋と言えば、アサヒビール直営のビアホール。
オリジナル地ビール「隅田川ヴァイツェン」「隅田川ポーター」が飲める。

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奥が「隅田川ヴァイツェン」、手前が「ブラックタン」(熟撰プレミアム&隅田川ポーター」
(Vivitar ViviCam 8027)

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本日のオススメ、初鰹のマリネ(ソースに黒ビール使用)
(Vivitar ViviCam 8027:マクロモード)

 

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オリジナルの「Black&Black」(アサヒ黒生&隅田川ポーター)
(Vivitar ViviCam 8027)

 

ビアホールの下から、アサヒビールのランドマーク

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子供はやっぱ正直で、「う○こ」と喜んでました
(Vivitar ViviCam 8027)

 

浅草寺をお散歩。

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久々に撮った雷門
(Vivitar ViviCam 8027)

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五重塔のお手洗い
(Vivitar ViviCam 8027)

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五重塔、裏から
(POCKET DIGITAL CAMERA SQ28m:ノイズモード)

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五重塔、遠目から
(POCKET DIGITAL CAMERA SQ28m:ノイズモード)

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狛犬(POCKET DIGITAL CAMERA SQ28m:ノイズモード)

 

最後は花やしき。

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この日は残念ながら「Beeタワー」は強風で運転中止
(Vivitar ViviCam 8027)

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日本最古のコースター「ローラーコースター」は、思ったよりも迫力有り!
(Vivitar ViviCam 8027)

 

メインはフィルムの「Vivitar Ultra Wide&Slim」だったので、あとの写真は現像待ち。
とはいえ、36枚のうちまだ半分しか撮れず、梅雨になる前に何とか撮り切らなければ。

ちなみに、花やしきに行く前に、知人であるクロカワ氏がオーナーを務めるジュエリーショップへ。
ブランド立ち上げ前からお話を伺っていたので、個人的にも思い入れがあるお店だけど、お邪魔したのはたぶん一年ぶりくらい?
Webプロモーションしかしていないものの、ブランディングが奏功してお客さんが絶えないようです。
近々店舗部分を拡張して、オフィス部分は別の場所に移すとか。
立ち上げから1年半、順調そうで何よりですね。

そのお店で、今更ながら結婚指輪を作ろうかという話になり、生まれて初めて指輪のサイズを測ったところ19号らしい。
それが平均的に大きいのかどうかはわからないけれど。
そのうち作りたいなぁと思ってます。

メルマガもとても素敵なんで、興味がある方はぜひ。
「メデル ジュエリー」

カメラ~な日々

ここ数ヶ月、写真を撮ることに目覚めた。
その発端は、今更ながら「トイカメラ」「トイデジカメ」にはまったから。

そもそもこれまでの人生の中で、きちんと写真を撮ったことなどなく、
旅行の時やどこかに出かける時、もしくはお酒の記念写真ばかり。
うちのじいちゃんはカメラが大好きで、今でもおそらく色々な一眼レフが祖父宅にはあるだろうけど、
そんなじいちゃんからカメラの撮り方を教わったこともあった。
そう考えると、写真にはまる要素は揃ってはいたのだ。

けれど、大学で上京してすぐに購入した初代のデジカメ(FinePixの初期で)は、
沖縄に帰省中、渡嘉敷島へ友人たちと出かけた際、
手にカメラを持って釣りをしていたら磯から滑り落ち、あえなく水没。

一年後にバイト代で再度買ったデジカメ二代目も、今度はストラップで首から掛けたまま、
友人たちとの花火の準備をしていた際、
水を入れたバケツを「よっこらしょ」とかがんで持とうとして、
「ポチャン」とこれまた水没。

 

そんなこんなで「カメラ=水没」というトラウマになり、
それ以降は自分用のカメラを買わずにここまで来てしまった。

結婚してからは、妻が自分用に購入するものの、
前述のトラウマを話してしまっていたために暫くは持たせてくれなかったけれど、
一年ほど経ってようやく貸してくれるようになり、
このブログにも載せている沖縄旅行の写真などを撮れるようになった。

こんな変遷の中で、ネット上で偶然に見かけたのがトイカメラの記事。
「最近ちっちゃいカメラが増えてるなぁ」くらいの認識しかなかったけれど、
色々と調べているうちに夢中になり、いつの間にか「欲しいカメラリスト」が自分の中で出来上がっていたのだ。

そして今春。遂に初の「トイデジカメ」を購入。
デジカメ歴としては通算三代目。

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「Vivitar ViviCam 8027」
レトロチックでいい感じのボディに、Vivitar特有のビビッドモード搭載。
光学3倍×デジタル8倍のズーム機能に、最小2cmまで寄れるマクロ機能、
810万画素の通常レベルに耐えられる画素数。

難点は動画が無音ということだけれど、そこは割り切り。
トイデジカメながら、通常のデジカメ同様に普段使いもできるスグレモノ。

というわけでこのトイデジから、新たなカメラ~ライフが始まったわけで。
はまるととことんなのが自分自身の性格なので、
そのうちトイカメラ専門の写真共有サイトに登録して公開したり、
「あれも欲しい」とトイデジやトイカメラが増えたり、
そうこうしながら数ヶ月。
毎日楽しい日々を過ごせている気がする。

いつも2~3個のカメラを持ち歩き(※)、
出先では被写体を探しながらアポイントへ。
空き時間はお散歩がてら公園へ。
そんな日々はなかなか楽しい。
そして遂に、一つの目標にたどり着いた。

既にプロのトイカメラマンは居て、とても素敵な写真の数々を残しているけれど、
お酒専門のトイカメラマンは居ないのだ。
(そもそもお酒専門のカメラマン自体がそれほど居ない)

というわけで、目標は「いっぱしのお酒専門トイカメラマンになること」!
といってもプロになるわけではないので、これまでと同じくその日その日に呑むお酒の記録がてら、
トイカメラで面白い写真に仕上げていこうかと。
これで「お酒」と「トイカメラ」の趣味の両立が完成~!
そう考えると、「お城」と「トイカメラ」もあるなぁなんてニヤニヤしている今日この頃でした。

flickr:http://www.flickr.com/photos/rk20516/
※沖縄写真、日常写真がメイン
Livedoor pics:http://pics.livedoor.com/u/bambook_blog/
※お酒写真オンリー
Camera Talk:http://cameratalk.jp/index.php?action_user_profile_show=true&uid=2093
※トイカメラ、トイカメラ風写真

そのうち、ちらほら写真アップ始めます。

おかげさまで一周年

昨年の4月1日に3人で立ち上げた会社ですが、無事二年目を迎えることが出来ました。
メンバーも6人に増え、新たな事業も始まり、更に忙しくなりそうですが、充実出来そうです。
本年度は個人的な役割として、「Web・通販」の事業を広げることを意図しています。
そんな第一弾として、以前から担当していたクライアントさんと共同で、雑穀中心の通販サイトを立ち上げました。
ここの雑穀は、日本で最も古くから研究されていることだけあり、
第三者的な視点でも他のどんな雑穀よりも美味しいと自信を持って言えます。
その美味しさを、どのようにして多くの人に知って貰えるか。
それが今後の課題ですね。
「つぶつぶネットショップ」
http://www.tsubutsubu-shop.jp/
※このブログ限定、美味しさ保証
もし食べてみて、他の雑穀より美味しくなかったら、
個人的に全額保証します。 ほんとに。
なので、良かったから買ってくださいね。
(来週には購入しやすい送料無料セットを作る予定です)
ここのところ、このブログはかなりご無沙汰ですが、会社のブログは書いています。
あと必要に迫られ、twitterも始める予定です。
(Webで営業しているとどうしても「どうなの?」と聞かれるため)
アドレスは「rk20516あっとまーくyahoo.co.jp」なので、
まだ全然書いてませんがフォローよろしくです。
それではまた今度。

シルバーウィークと会社ブログ

久しぶりの更新ですが、今週末からシルバーウィークですね。
このシルバーウィーク、実は以前やっていたネットラジオの中で、お手紙として触れていました。
「2009年にはシルバーウィークがあるそうです。楽しみですね」といった内容だったような。
その時は2009年なんてだいぶ先の話だなんて思っていたのですが、この間ふとそのことを思い出して、人並ですが月日の経つスピードの速さを実感しました。
ネットラジオをしている時にお手紙を投稿してくれていた知人たちはみな結婚していたり、色々な業界で働いていたり。
以前のようになかなか頻繁には連絡を取ったりできませんが、まだ繋がっていられるのはひとえに携帯電話やネットの普及のおかげかもしれません。
4月に立ちあがった会社も、おかげさまで単月赤字になることもなく順調に推移していて、先日からスタッフも2名増えました。
最近ではWebプロデュースの仕事も手掛けるようになり、また以前やっていたフリーペーパーの仕事も戻ってきたりと、なんだかんだ色々な業務ができて楽しんでいます。
Webの仕事では「雑穀料理」でとても有名な団体のWebリニューアルに携わりました。
その中で美味しい国産雑穀に触れましたが、これが本当に美味しいです。
いわゆる市販の雑穀だとどうしても健康食や自然食というイメージが強くて、「健康にいいから食べる」という感覚ですが、その雑穀は「おいしいから食べる」と自信を持って言える気がします。
その団体さんは早稲田と長野駅前にカフェを、そして最近では江戸川橋にパスタ屋をオープンさせました。
このパスタ屋さんのサイトにも携わったので、たまに食べに行きますがこれもお勧めです。
ぜひぜひお近くに御寄りの際は、美味しい雑穀料理を食べてみてください。
【BUONA! TUBUTUBU】http://www.b-tubutubu.com/
【つぶつぶ.jp】http://www.tsubutsubu.jp/
ちなみにシルバーウィークには、年に一度の帰省をします。
今年は波照間島まで足を延ばす予定。
日本で唯一、南十字星を見ることができる“星の降る島”波照間島。
はたして一泊するその日は晴れるのか?
そして一昨年手に入れて既に完飲している幻の焼酎“泡波”は手に入るのか?
旅行記は乞うご期待です!
さて本題。
うちの会社ではスタッフ全員がブログを書くことになっていまして、これまではちょこちょことですが更新していたんですが、この度社内の企画で「ブログ21日間チャレンジ」がスタートしました。
(とはいっても企画の立案者は僕なんですが)
その企画はというと、まず全員が21日間必ずブログを更新すること。
そして21日後の10/1時点で、ブログのアクセス数や会社名での検索ランキングなどのデータを総合して順位を決定。
1位には賞品が授与されるという仕組み。
というわけで最近は会社のブログばかり更新しています。
そしてアクセス数を上げるためには、いまこの記事を偶然読んでいる読者の方のクリックが必要です!
【笑商お待ち下さい!】http://blog.livedoor.jp/bambook_blog/
それでは今後ともどうぞよろしく!

最近のお気に入り

最近のお気に入りはインストの曲を聴くこと。
特にはまっているのは、SAKEROCKとSPECIAL OTHERS。
SAKEROCKは、勝手に一言で言うとモダンスカ。モダンっすか。うん、モダンっす。
モダンガール。モダガ、モダボ。メタボ。
つまらん脱線はおいておいて、SAKEROCKのギターの星野さん(歌入りの曲の場合はボーカル)は、大人計画に所属している役者さんでもあるらしい。
そのSAKEROCKの「songs of instrumental」という二年前のアルバムに、植木等の「スーダラ節」と、名作RPG『MOTHER』のメインテーマである「エイトメロディーズ」が収録されていて、その二曲とも絶妙なアレンジ具合が心地よすぎる。
特に「スーダラ節」。哀愁が漂いすぎ。そして渋すぎ。「わかっちゃいるけどやめられねぇ」。ついかっこつけて一緒に口ずさんでしまう。
そのほかのアルバムも良いし、You Tubeでもちょこちょこ見れるので、興味があれば是非。
ちなみにスーダラ節やエイトメロディーズはこちらで試聴できまっせ。
SPECIAL OTHERSは、一応位置づけとしてはジャムロックになるらしい。(Wikiより)
まぁジャンルなんてなくてもかっこいいのはかっこいいんだけど。フュージョンって感じでオススメですわ。
というわけで、仕事の移動中は上記の2バンドを交換で聞いている感じ。
ちなみに会社には有線がついていて、いつもはジャズとかカフェミュージックを流しているけれど、19時を過ぎて残業が始まると、同僚と共に二人で90年代J-POPにチャンネルを合わせ、イントロクイズで勝負。
中には曲名がどうしても思い出せなくて、気になって気になって仕事が手に付かなくなり、何とか聞き取ったサビのフレーズをGoogleで歌詞検索する始末。でもアハ体験できてるかも。
なんだかんだ、音楽は人生を豊かにしますな。

きよしろうとBECK

ものすご~く今更の話題。きよしろう。たくさんの人が自分自身の思い出に浸りながらブログを書いただろうけど。
告別式、竹中直人のスピーチはなんだか芝居掛かっていてちょっとひいたけど、ヒロトの素朴なスピーチは泣けた。
RCセクセションを初めて聴いたのは中学生の時。
ちょうどミスチルの沖縄初ライブ。アンコールで雨上りの夜空にをやっていた。
もちろんその時は誰の歌かなんて知らなくて、なんだか面白い歌だなぁという記憶しか残ってない。
そのライブの後、教育実習に来ていた大学生(長髪だったなぁ)のギタリストと仲良くなり、彼の家へ遊びに行ってギターに触らせてもらった。
「なんか楽譜をあげるよ」ということになり、貰ったのが「雨上りの夜空に」の楽譜だった。
「これ、こないだミスチルがアンコールでやってた曲だよ」と教えられ、その場で本物のCDを聴いた。その頃はロックらしいロックを聴く前だったけれど、なんとなく「かっこい~!」と感じた。
その後、本格的にギター教室に通い始め、初めてのエレキギターを手にした。
マーシーに憧れてブルーハーツのギターソロを弾きたいと思って入ったギター教室。教室名が「ムー」というのも、おっさん先生がヒッピーみたいだったのもご愛嬌。併設の古本屋では昔のバンドスコアやレコード、そしてなぜか雑誌「ムー」のバックナンバーがたくさんあったっけ。
早くブルーハーツが弾きたくてうずうずしていたのに、課題曲はいつも昔のロックやブルースばかり。最初は不満に思っていたけれど、そのうちそのかっこ良さに気づいて、CDを借りまくって聴いていた。
少しずつギターに慣れ始めると、ここぞとばかりにジミヘンのリフ(といってもエクスペリエンス時代の簡単なもの)を習ったり、「これでブルースに慣れろ!」と言われてマディウォーターズのカセットテープを借りたり。
ペンタトニックとかスケールとかコード進行とかが様になってくると、なんとなく気分でソロが弾けるようになって嬉しかったなぁ。
あの当時は全てが新鮮で、あるバンドを聞き始めるとそのバンドが影響を受けたバンドや仲の良いバンドが気になってそこにも手を出し、その繰り返し。どんどんどんどん知識が広がっていく感じ。
小学校から得意だった音楽の授業。期末テストですぐに回答し終わって、裏に「3大ギタリスト・ロック史の変遷」というタイトルでヤードバーズから始まる系譜を書いたっけ。
邦楽も邦楽で、フォークも歌謡曲も聴けばシーナ&ロケッツやスターリンなんかまで聴いては、毎日ウォークマンに夢中。そんな中でRCに再会した。
レンタルしてきたライブ盤。じいちゃんの家で大音量で聴いていたら怒られたけど、今でもそのときの記憶が残ってる。「どかどかうるさいロックンロールバンドさ~」とか、「へいチャボ!」とか、歌声もMCも、やたら覚えている。その後ギターで「雨上りの夜空に」を弾いたっけ。
結局そのCDを録音したMDは引越しでどこかにいってしまったけど、きよしろうのニュースを知って思い出したのはそのCDと、そしてあの頃の自分だった。
月日は15年以上も流れて、あれだけ熱くなっていたギターやベースも今や居場所がなくベッドの下で埃をかぶっている。ブルーハーツはハイロウズを経てクロマニョンズになり、相変わらずヒロトとマーシーは仲良くライブをしている。ミッシェルガンエレファントは解散ライブを運良く見ることができたけど、考えてみるとあれ以来、ライブらしいライブに行ってないかもしれない。バンドを頑張っていた周りの友人たちも、皆社会に出て頑張っている。
自分自身の音楽に対する情熱は失ってしまったのかなぁと思ったこともあったけれど、やっぱり仕事で移動中はMP3プレーヤーで何の曲を聴こうかワクワクするし、音楽を聴きながらだったら数キロくらい歩いたって平気だ。
でも、バンドをやっていたときのように無意識にベースラインを追うこともなくなったし、新譜が待ち遠しいという感覚もあまり持てなくなっているのは変化なのかもしれない。
便利な世の中で、GOOGLEで検索すれば無料できよしろうのライブ映像を見ることができる。貴重な井上陽水とのコラボも普通に見れる。でももう居ないんだなぁ。
結局、生で見る機会は無かった。ファンといえるほど好きでもなかった。でもやっぱり悲しい。忌野清志郎は、自分にとってそんな存在でした。ありがとう。
最後に余談を。
昔のマガジンでデスペラードっていうバンドの漫画があって、結構展開が強引だったりしたけれど、記憶には残る漫画だった。その漫画にきよしろうソックリさんが出てきて主人公達を励ますシーンをやたら思い出した。
そんなこんなで、「このタイミングでBECKが読みたい」と思って、先週末で全巻読破。筆者の力でとても面白いんだけど、なんとな~くデスペラードとかぶる部分もあるよなあ。傷だらけのギターとか。
久々にスタジオで思いっきりベースを弾きたいなぁと思った今日この頃でした。