おれたちのJ2が開幕!

今日はJリーグの開幕日。今年もいよいよJの季節がやってきた。

もちろん今年も味スタへ。2001年の東京ダービー以来通い続けている開幕戦観戦記録を11年に延ばす予定。
2000年に上京すると同時に応援するようになったFC東京は、今年12年ぶりのJ2での戦い。
昨年最終節でまさかの降格となったときはしばらくショックで立ち直れなかったけど、
選手たちの多くはチームに残ってくれて「1年でJ1へ!」と決意してくれたことは逆に嬉しかった。
J2は思っているほど簡単じゃないと思うけど、J2になったからにはアウェーにも行って楽しみたいなぁ。
とくに鳥取とか。チーム公式HPが観光ガイドみたいな充実ぶりだし。

というわけで待ちに待ったJリーグ開幕。今年はどんなドラマが? そして無事にFC東京は1年でJリーグに復帰できるのか?
今はただ楽しみです。

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ちなみに味スタのあとは有明コロシアムに直行してNOAHの試合を観戦予定。
アリーナ席なんて何年振りだろう? プロレスも楽しみです。

あけましておめでとうございます。

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

あっという間の2010年が終わり、2011年。
2010年は、仕事に追われた年だった気がします。
そんな日々が嫌になり、これまでの会社を辞めて新たな道へと旅立った12月。
今では以前よりも自分の時間、家族の時間を持てるようになり、新しいフィールドで改めて頑張っていこうと決意を新たにしています。

「仕事をとるか、家族をとるか」というテーマはいろいろなところで論じられている題材ではありますが、そのテーマで30歳を前にして一回目の葛藤が生まれた年でもありました。
結果的に良かったのかどうかなどは、これからの人生で決まるものなので今どうこういう気はないですが、「こうなったのは必然で、自身の成長のために必要なものなのだ」と考えることで、後悔もなく前向きに取り組めますね。
そのことに気付かせていただくアドバイスをくれた前職の社長には感謝しています。

さあ2011年。
どういう年にしようか。

少なくとも昨年よりは自分の時間が持てそうなので、何か習い事をはじめたいなぁと。
あとは勉強。さらなる成長のために、学びたいことはいくつかみつかりました。
そして家族のことでいうと、そろそろ新しい家族を迎える時期かな、と。
そのためには色々と準備が必要だと思うので、それも意識しつつ、健康に気をつけて一年を楽しみたいと思います。
健康といえば、そろそろ自分の体重もどうにかしないと。
これまで数年、増えるだけ増えてきたけれど、反転攻勢をかける年かなと。
あとはこれまで忙しさにかまけてなかなか会えなかった旧友・知人・お世話になった方々とも積極的に会う年にしたいなと。

今年30歳。充実した人生の礎を築くためにも、今年はアクティブにいきますのでどうぞよろしく!

沖縄に一泊した話

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(Vivitar ViviCam 8027)

先月、転職活動の合間をぬって、一泊だけ帰省してきました。

昨年の9月に帰って以来だったので、1年ぶり。
今年は帰れないと思っていたから、一泊だけでも結構嬉しいもの。

とはいえ、急に決まった話だったので、いつものメンバーは仕事やら結婚式やらで忙しく、「でいご殿飲み」はお預けに。
けれども久々にゆったりと実家と祖父宅で過ごして、叔父さん家族とも話せたり、夫婦ではなく一人で帰省したからこその時間の過ごし方。
やはり夫婦で帰ると、どこかに観光しないともったいないという気がして、ただ家でのんびり過ごすというのは難しい気がする。

今回の帰省で一番印象に残ったのは、祖父とカメラの話をできたこと。
これまで我が家ではそれほどカメラに興味のある家族がおらず、祖父の話し相手が居なかったけれど、この一年の間に自分のカメラ熱が高まって、喜んでその話し相手を務められた。

こうしてカメラの話をしてみると、これまでとはまた違った祖父の一面を見ることができて、とても嬉しかった。
今からもう50年以上も前に、石垣島内をカメラを持って歩いていたこと。
勤めていた銀行で写真クラブを結成して、島内では写真愛好家として有名だったこと。
そのせいもあって石垣市の市史写真集をまとめる際に写真を何点も提供していたこと。
これまでには知らなかった話ばかり。

それで今や物置と化している祖父の書斎を掃除したお礼に、「もう使わないから」とカメラを数台もらった。
そのカメラは、「欲しいなぁ」とずっと思っていたカメラ、Rolleiflex。
しかも、皮でできた専用ハードケースつき。
若かったころにずっと使っていた愛用の品らしく、いい感じの使い込んだ感じがたまらない。
そして何より、祖父の愛用の品をきちんとした形で譲り受けられたことが嬉しい。
家族の絆っていいなぁ、と柄にもなく少し感動してしまった、沖縄の一泊話でした。

ちなみにRolleiflex。東京に戻って調べてみると、1951年製のRolleiflex MXであることが判明。
さっそく使い込もう!と思ったものの、調べてみるとレンズに曇りが・・・。
十年近くメンテナンスしていなかったといっていたのでしょうがないけれど、おそらく修理に出すと4~5万円近くかかりそう。
これなら新しく買ったほうがいいんじゃと思うこともなく、お金を貯めて祖父から譲ってもらったカメラを大切に使っていきたいと思う。
まぁカメラ屋に出せるのは、早くて数か月後だろうけど・・・。

都電ぶらり旅

先日、20代最後の誕生日だったこともあってどこか行こうと考え、都電の乗り放題切符を買ってカメラを手にぶらり旅をすることに。

さっそく家を出て、神田川沿いを歩いて早稲田方面へと向かう。
バスに乗ればすぐに早稲田まで着くのだけれど、せっかくの秋晴れなので歩くことにしたのだ。
(ちなみに都電の乗り放題切符は都バスも乗り放題)
神田川もすっかり秋めいている。

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(Vivitar ViviCam 8027)

 

高田馬場も通り過ぎて、歩く、歩く。
せっかくなので途中でヘルシアウォーターを飲んでおいた。

途中の工事現場で、ゆるキャラ発見。

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(Vivitar ViviCam 8027)
子供受けを狙っているのだろうか?
このほかにもカエルなどのバリエーションがあった。

 

神田川沿いは、都内でも人気のあるジョギングコースということで、結構整備されている。

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(Vivitar ViviCam 8027)

 

30分ほど歩いたところで、面影橋から都電荒川線へ乗車。

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(Vivitar ViviCam 8027)

都電荒川線にのんびり揺られて、ひとまず飛鳥山へ。

飛鳥山には無料のミニモノレールがある。片道2分。歩くほうが早いくらいだけれど、バリアフリーとしては良いよね。

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(Vivitar ViviCam 8027)

王子駅から歩いても近い飛鳥山公園には、3つの博物館があって、のんびりするにはおススメの公園。
この日は時間がそれほどなかったので博物館には行かなかったけれど、紙の博物館では紙漉き体験を実施していた。

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(Vivitar ViviCam 8027)

公園内には遊具などがあって子供たちが遊べるほか、SLや都電の車両も設置されている。
しかし残念なことに、都電の行先部分には落書きが。
↓の写真はまだマシな方で、逆向きの部分には思春期の中学生が悪乗りして書いたであろうお下品な言葉が。
子供に意味を聞かれたら困るだろうなあ、親が。

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(Vivitar ViviCam 8027)

 

こうして飛鳥山を早々に後にして、また都電荒川線に揺られて「荒川遊園」へ。

ちょうどお昼だったこともあって、遊園前で食事をとることに。
その食事をした店がここ。

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(Vivitar ViviCam 8027)

いやあ何といっても店名のインパクトにやられた!
「エベレスト&富士」って、とりあえず世界一と日本一を組み合わせてしまえ!的なノリがすごい。
そしてなんだかロゴ(?)のデザインもすごい。
ちなみにそのロゴは、定員のTシャツにもプリントされていて、変T収集家のはしくれとして少し欲しくなった。
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(Vivitar ViviCam 8027)

肝心の料理の味はというと、カレーなどは普通に美味しいレベル。
でもちょうどお客さんが数組一緒に入ってしまったため、料理が来るのに30分以上かかったのはちょっと困った。
そして初めて飲んだビール「EVEREST」と「Nepal Ice」がうまい! どちらもアジアビール特有のさわやかな甘みが何ともいえない。カレーにあいますな。

実は「Nepal Ice」、うちの近所のカレー屋のメニューにあるけれど、なかなか入荷せずにいつも飲み損ねていたのだ。
その意味では、この店に来たかいがあったというものですな。

そして一時間かかったランチを終えて、荒川遊園へ。

この荒川遊園の見どころは、観覧車とおそらく日本一怖くないジェット(?)コースター。
1枚100円の乗り物券を購入して、子供なら1枚、大人は2枚を使っていろいろな乗り物に乗るという仕組み。
シンプルでわかりやすいけれど、そもそも乗る物がそれほどないので困らなそうではある。

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(Vivitar ViviCam 8027&PENTAX OptioH90)

結局観覧車は乗らなかった。真昼間から乗ってもねぇ。

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(Vivitar ViviCam 8027)

ジェットコースターが大の苦手の自分でも、乗っている最中に写真を撮る余裕。
花やしきよりも怖くないなぁ。それよりコースター自体の虫モチーフの顔が怖い。

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(Vivitar ViviCam 8027)

乗り物よりも見どころだったのは、動物たち。
色々な動物たちに餌をあげられる。
一番驚いたのは、写真には撮っていないけど、広場でアザラシショーをやっていたこと。
プールなどではなく広場のステージで数匹のアザラシが居て、
そのアザラシと触れ合えるという。
これはなかなか。小さい子供たちにはとても喜ばれそうなイベントだった。

というわけで、なかなかに満喫した上で荒川遊園を後に。
再び都電荒川線に乗り込み、熊野前まで戻る。ここからは日暮里・舎人ライナー体験。

実は学生時代に駐車場誘導のバイトをしていたケーズデンキの足立本店。
その目の前でずっと工事をしていたのが舎人ライナーだったのだ。
なのでほんの少しだけ感慨深い。

けれど舎人ライナー、結構速いのであっという間。
しかも羽田空港に行くときや実家の沖縄でモノレールに乗り慣れているのでそれほど感動も無し。
結局、終点の見沼代親水公園まで行って下車し、その公園を少し散策してまた熊野前へ戻る。
もう少し時間があったら舎人公園でのんびりしたかったのだけれど、しょうがない。
そして戻ったころには暗くなっていた。

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(Vivitar ViviCam 8027)

気を取り直して、都電荒川線の終点である三ノ輪橋へ。
商店街を少し見物してみるものの、あまり活気がない。

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(Vivitar ViviCam 8027)

 

さあひとまずの目的を達成したので、あとは帰るだけ。
けれど普通に帰ってもつまらないということで、上野に寄ることに。

この日唯一の都営交通機関以外の東京メトロ日比谷線で三ノ輪から上野まで行き、
上野公園のイルミネーションを堪能した後、上野公園から我が家のすぐそばまで走っている都営バスに揺られ、
一時間ほどかけて帰宅したのであった。

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(Vivitar ViviCam 8027)

 

こうして誕生日にふと思い立った、都営バス&電車でめぐる下町(?)ツアーも無事終了。
結構歩いたのでなかなか疲れたけれど、色々面白い写真も撮れたし、満足な一日でした。

きよしろうとBECK

ものすご~く今更の話題。きよしろう。たくさんの人が自分自身の思い出に浸りながらブログを書いただろうけど。
告別式、竹中直人のスピーチはなんだか芝居掛かっていてちょっとひいたけど、ヒロトの素朴なスピーチは泣けた。
RCセクセションを初めて聴いたのは中学生の時。
ちょうどミスチルの沖縄初ライブ。アンコールで雨上りの夜空にをやっていた。
もちろんその時は誰の歌かなんて知らなくて、なんだか面白い歌だなぁという記憶しか残ってない。
そのライブの後、教育実習に来ていた大学生(長髪だったなぁ)のギタリストと仲良くなり、彼の家へ遊びに行ってギターに触らせてもらった。
「なんか楽譜をあげるよ」ということになり、貰ったのが「雨上りの夜空に」の楽譜だった。
「これ、こないだミスチルがアンコールでやってた曲だよ」と教えられ、その場で本物のCDを聴いた。その頃はロックらしいロックを聴く前だったけれど、なんとなく「かっこい~!」と感じた。
その後、本格的にギター教室に通い始め、初めてのエレキギターを手にした。
マーシーに憧れてブルーハーツのギターソロを弾きたいと思って入ったギター教室。教室名が「ムー」というのも、おっさん先生がヒッピーみたいだったのもご愛嬌。併設の古本屋では昔のバンドスコアやレコード、そしてなぜか雑誌「ムー」のバックナンバーがたくさんあったっけ。
早くブルーハーツが弾きたくてうずうずしていたのに、課題曲はいつも昔のロックやブルースばかり。最初は不満に思っていたけれど、そのうちそのかっこ良さに気づいて、CDを借りまくって聴いていた。
少しずつギターに慣れ始めると、ここぞとばかりにジミヘンのリフ(といってもエクスペリエンス時代の簡単なもの)を習ったり、「これでブルースに慣れろ!」と言われてマディウォーターズのカセットテープを借りたり。
ペンタトニックとかスケールとかコード進行とかが様になってくると、なんとなく気分でソロが弾けるようになって嬉しかったなぁ。
あの当時は全てが新鮮で、あるバンドを聞き始めるとそのバンドが影響を受けたバンドや仲の良いバンドが気になってそこにも手を出し、その繰り返し。どんどんどんどん知識が広がっていく感じ。
小学校から得意だった音楽の授業。期末テストですぐに回答し終わって、裏に「3大ギタリスト・ロック史の変遷」というタイトルでヤードバーズから始まる系譜を書いたっけ。
邦楽も邦楽で、フォークも歌謡曲も聴けばシーナ&ロケッツやスターリンなんかまで聴いては、毎日ウォークマンに夢中。そんな中でRCに再会した。
レンタルしてきたライブ盤。じいちゃんの家で大音量で聴いていたら怒られたけど、今でもそのときの記憶が残ってる。「どかどかうるさいロックンロールバンドさ~」とか、「へいチャボ!」とか、歌声もMCも、やたら覚えている。その後ギターで「雨上りの夜空に」を弾いたっけ。
結局そのCDを録音したMDは引越しでどこかにいってしまったけど、きよしろうのニュースを知って思い出したのはそのCDと、そしてあの頃の自分だった。
月日は15年以上も流れて、あれだけ熱くなっていたギターやベースも今や居場所がなくベッドの下で埃をかぶっている。ブルーハーツはハイロウズを経てクロマニョンズになり、相変わらずヒロトとマーシーは仲良くライブをしている。ミッシェルガンエレファントは解散ライブを運良く見ることができたけど、考えてみるとあれ以来、ライブらしいライブに行ってないかもしれない。バンドを頑張っていた周りの友人たちも、皆社会に出て頑張っている。
自分自身の音楽に対する情熱は失ってしまったのかなぁと思ったこともあったけれど、やっぱり仕事で移動中はMP3プレーヤーで何の曲を聴こうかワクワクするし、音楽を聴きながらだったら数キロくらい歩いたって平気だ。
でも、バンドをやっていたときのように無意識にベースラインを追うこともなくなったし、新譜が待ち遠しいという感覚もあまり持てなくなっているのは変化なのかもしれない。
便利な世の中で、GOOGLEで検索すれば無料できよしろうのライブ映像を見ることができる。貴重な井上陽水とのコラボも普通に見れる。でももう居ないんだなぁ。
結局、生で見る機会は無かった。ファンといえるほど好きでもなかった。でもやっぱり悲しい。忌野清志郎は、自分にとってそんな存在でした。ありがとう。
最後に余談を。
昔のマガジンでデスペラードっていうバンドの漫画があって、結構展開が強引だったりしたけれど、記憶には残る漫画だった。その漫画にきよしろうソックリさんが出てきて主人公達を励ますシーンをやたら思い出した。
そんなこんなで、「このタイミングでBECKが読みたい」と思って、先週末で全巻読破。筆者の力でとても面白いんだけど、なんとな~くデスペラードとかぶる部分もあるよなあ。傷だらけのギターとか。
久々にスタジオで思いっきりベースを弾きたいなぁと思った今日この頃でした。

蒲田行進曲

5月5日。こどもの日。
15時半、蒲田の地を踏む。
以前勤めていた会社のお得意先がこの地にあったので何度か訪れたことはあるが、なんだかんだ一年以上振りである。
15時45分、これまたほぼ一年ぶりにY本氏に会う。前回は確か岩手に住む先輩・丈Tが東京に来た時に飯田橋の居酒屋で会った。
そんなY本氏が結婚していたことを知ったのはつい最近。今日はその細君が企画した蒲田巡りを行うのだ。
16時過ぎ、Y本夫妻と共に3人で、目的地である蒲田温泉に到着。外は結構な雨模様である。「はじまりはいつも雨」、ASKAな気分。
雨に濡れて少々体も冷えたところで、赤のアーチがなんともいえぬ慕情を誘う温泉の中へ。既に二階では歌謡ショーが始まっているようで、かすかに歌声が聞こえてくる。なんか昭和だ。
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さっそくY本氏と共に男湯へ。客層はやはり老人が多いが、20~30代の男性もまばらだが居る。まずは体を洗い、蒲田温泉名物の真っ黒な湯に浸かる。熱めと温めがあるので温めに浸かるも、水温は43度であっという間に体が熱くなる。
体を冷ます間もなく、なぜかサウナへ。更に体が熱くなる。そして10分耐えて汗だくになった後は菖蒲湯へ。さすが温泉素人。ペース配分がわかっていない。
そもそも、沖縄人は温泉慣れしていない。何せ自宅の湯船に浸かることもまれで、ほとんどはシャワーで済ましてしまうのだ。そんな状況なので、個人的にも温泉はほとんど経験が無く、ましてや町の銭湯などほとんど無い。
(高校生の頃は部活帰りに帰り道にある小さな銭湯に通っていた頃もあったが、あくまで“銭湯”であり、湯船しかない銭湯だった)
そんなこんなで、最初の10分で既にのぼせ気味になってしまった。少し体を冷ませようとシャワーで冷水を頭に浴びるも頭痛は治まらない。5分ほどそれを繰り返してようやく良くなった。
次に狙うは“電気風呂”である。入った瞬間、エレキテルの刺激が体中を駆け巡る。何とか腰を下ろすも、持病である腰に違和感が。でもその違和感、なんだか懐かしい感じ。高校時代にバスケ部で腰を痛め、しばらく治療に通っていた頃の電気治療を思い出した。
腰は腰でいい感じなのかもしれないが、腕を湯の中に浸けるとひじをぶつけた時のビリビリがMAXな感じで駆け巡るので下ろせず、そうしているうちにふくらはぎが攣りそうになったので慌てて“電気風呂”を出ることにした。
結局落ち着くのは菖蒲湯だった。水温もちょうど良い。5分ほど菖蒲湯を満喫したあと、同じくのぼせ気味になったY本氏と共に上がり、1階の待合室で風呂上りのビールを楽しむ。う~む、ポカポカの体にキンキンのビールが染み渡って旨い。
その後はY本氏の細君が上がるのを待ち、3人揃ったところで蒲田温泉を後に。テーマ曲がCDで販売もしている“蒲田温泉”、雰囲気も含めてなかなか侮りがたし! 昭和を感じながら心地よい時間を過ごしたい方は、ぜひ蒲田へ。
さて終盤戦。蒲田温泉を後にして約10分。京急蒲田駅そばの餃子専門店“ イ尓 好”(ニーハオ)の新館へ。この餃子店、元祖羽付き餃子として有名という。Y本氏の細君が師と仰ぐ泉麻人氏も“キリンビール大学”内にて訪れた店という。
個人的には餃子を食べるためだけに何度も宇都宮に足を運び、池袋の餃子スタジアムにも足繁く通うほど餃子好きなので、そういう話を聞くだけで垂涎もの。ワクワクしながらお店へ。
お店は18時開店。5分ほど早く着いてしまったので、入れるか心配しながらお店のドアを開けると、なんとほぼ満席。開店時間前なのに満席とは、あらゆる意味で恐るべし!
一番奥の席に通されると、なんだか微妙に照明が暗い。その薄暗さと数席を陣取っていた学生サークルが醸し出す喧騒があいまって、中国っぽさを演出している。なんだかいい感じ。
まずはキリンビールで乾杯。そして焼き餃子に水餃子、蒸し餃子に揚げ餃子が到着。どれもウマイ!
奇をてらうわけでもなく、本当にオーソドックスの味ながら、宇都宮のそれとは一線を画す味。その秘密はもっちり感がたまらない自家製の皮にある。そして元祖の名に恥じない“羽根付き”のカリカリ感もたまらない。うん、うまい。ビールが進む。
そのうまい餃子を酒の肴に、結局22時くらいまでの4時間も楽しんでしまった。
本日初めて会ったY本氏の細君は、音楽も含めて独自のセンスを持っていて、会話をしていてとても面白かった。Y本氏とお似合いのカップルだと率直に感じた。
次もまた東京のどこかに、共に遊びに行きたいと思う。
最後におまけで蒲田のカーネルサンダース公を。こどもの日限定。
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連休は自宅でのんびり リターンズ?

ほぼ一年間ブログを書いていなかったので、ちょっと下に昨年の連休の記事がある。
こないだ「去年の連休って何してたかまったく記憶がないなぁ」って思ってブログを見たら、ほとんど何もしていないことがわかった。
で、今年。
4/29は家で今更やっている「龍が如く2」を最終章まで進めたくらい。
5/2はお昼に親父、夕方からは妹といとこが来訪して“家焼肉”。
昨日5/3は少しだけ遠出して、妻方の実家へ。
実家に行く前には、橋本で一人ぶらつく時間があったのだけれど、以前ほど物欲が無くなったことにびっくり。
古着屋や雑貨屋、靴屋、CDショップ、ブックオフなどをぶらついたけれど、結局買ったのはブックオフで文庫本を3冊のみ。
以前だったら服やら雑貨やら色々と買ってしまっていたはずなのに。
まぁその理由は「お小遣い制」なので衝動買いができなくなったということと、服に関しては自分の理想体重をかなりオーバーしている現状なので、この状態で服を買っても後で無駄になる(=痩せるから)と思い込みたい一心で、仕事上必要なビジネススーツ関連以外はここ一年近くほとんど購入する気が起きないから。
で結局は月一回くらいで良いお酒を買ったり、今回のように古本をちょこちょこ買ったり。ほんとそのくらい。
その分お金を貯めてくれるので、年に一回の沖縄旅行や、数回はどこかしらに旅行できるのだけれど。
それが、結婚して二年経った中での変化かなと思う。
連休の話に戻ると、今日は午前中から仕事の打ち合わせをしていて、あとは家でのんびりになりそう。
明日は久々に会う大学の先輩Y本さんと共に蒲田へ出かける予定なので、連休の思い出はそれくらいになりそうな予感。
だって、連休はどこも混むもの・・・というのが出不精の言い訳。
話は変わって先月末、東急目黒線の不動前駅にある「かすり」というお店が閉店を迎えた。
このお店はうちの上司(現・新会社の社長)が昔から行きつけだった店で、なんと言っても日本酒が名物。
全国の酒蔵を回った大将が、「銘柄にこだわらない・惑わせられない」をモットーに出す日本酒の数々。
なんとその店では銘柄の指定ができず、1杯700~1200円くらいまでの価格帯から値段を選んで注文。
そうすると、その人の体調や気分、食べているおつまみ、そして2杯目以降の場合はその前に飲んだドリンクを考慮して最適なお酒を出してくれるのだ。
しかもその出してくれるお酒は、大将が厳選して集めた日本酒を更に独自のブレンドや保存方法で作り出したものなのだ。つまりこの店でしか飲めない日本酒ということ。
その最終日、だめもとで会社帰りに同僚と顔を出してみると、運良く席が空いていたので、その偉大なるお店の最終日に至福の日本酒をいただくことができた。
出してくれた日本酒は、某プレミア日本酒のようにフルーティーで、2杯目はまるで紹興酒のような奥深い味の日本酒だった。その味を味わえたことは、お酒好きにとっては運の良いことだなぁと心から思ったのであった。
そう考えると、今年の連休は悪くない・・・のかも。

もはや恒例の

これまでの人生を振り返ってみると、家族旅行だったり受験日だったり、はたまたライブ前だったり。そんなときに限って体調を崩してきたような気がする。
ここ数年で思い返してみても、前の会社のクリスマスパーティーで出し物をするはずだったにも関わらずインフルエンザで寝込んでしまったり、自らが企画した仲間内の結婚おめでとうパーティーの前日に熱を出して寝込んだり、せっかくの年越しにも熱を出していたり。
こんな体たらくで、もはやうちの妻も慣れっこである。
そんなこんなで今年の冬はそれほど体調を崩すこともなく過ごせたぞと油断をしたのがいけなかった。
連休前に、もはや恒例の体調不良である。
思い返せば昨晩、寝る前に寒さを感じたのが思い当たる。その時は何も思わなかったが、朝起きてみるとお腹が猛烈に痛い。
少し下品な話になるけれど、これまでの人生で便通は自慢できるくらい非常に順調で、便秘や突然の下痢で困ることなどほぼ皆無だった。そんな慣れない体を容赦なく襲った腹痛。なんどトイレに行ってもおさまらない。
とはいえ会社に行かねばと向かい、ぎゅうぎゅうの中央線&山手線に揺られて会社に到着すると少しはおさまり、これは大丈夫と思っていたのだが・・・。
しばらくすると今度は寒気が。そしてお昼前には体温が上がってきているのを自覚。体もふらふらになってきたので、夕方に上がることに。
家に帰ってさっそくトイレとベッドの往復をしながら布団を数枚かぶって寝ること数時間。何とか回復の兆しを見せたところでこのブログを書いている。
この調子だと明日中にはだいぶ回復しそうなので、何とか連休には影響が出無そうだけれど、今更ながら間が悪すぎる自身の体調管理に呆れるしかないのであった。
余談だけれど、最近くじ運がそれなりにいいかもと自覚しつつある。
くじ運を使うのはほとんど焼酎関連だけれど、そのおかげで「森伊蔵」、「極上森伊蔵」、「川越」×2回、「百年の孤独」に当選し、昨日は「八幡」をゲット。この“くじ運”というか“酒運”というか、それを大切にしていきたいところだ。
ちなみに「八幡」は、これまでの人生で一度もくじに当たった記憶が無いといううちの妻が、何回目かの挑戦でついに当選したもの。実に一年近くの歳月が掛かった偉業(?)にも関わらず、当の本人は「初めて当たったけど別に自分が飲むものでもないしなぁ」という薄い反応・・・。でもまぁこれから運気向上で頑張って欲しいところ。
(当たったくじは3/1~3/2の当選確率なので、外し続けるほうが逆に凄いようなくじだったのだけれど、それはまた別の話)

初の海外!顛末記(日帰り)

ちょうど一ヶ月前、携わっているフリーペーパーの取材で、韓国に行ってきた。
韓国のソウル市内にある日本人旅行客向けのサウナサロンがスポンサーにつき、そのお店を取り上げるためだ。
とはいえスポンサーとはいっても、もともと繋がりのあった企業だったので、
その関係もあって広告料はほぼ原価分。なので当然取材費も節約。
ということで、同行スタッフの人件費を節約するために、日帰り取材を敢行することになったのであった。
個人的な話をすると、初の海外。(まあ元々沖縄出身なのでどこにいくにも“海外”だったわけだけれど)
このためにパスポートを取得し、少々不安と期待が入り混じった感情を持て余しながらネットで「初めての海外ガイド」などを閲覧。
税関ってどうするんだとか、韓国ウォンへの両替はどうしようとか・・・。
そんなこんなで当日。8時に成田空港の出発ロビーで同行スタッフと待ち合わせ。
成田空港自体も初めてなので念のために30分前には到着しようと、日暮里からスカイライナーで成田へ。
空港では10万ウォン分両替(そのときのレートで約8000円くらい)して準備万端。
そして特に問題も無く税関を抜けて、韓国へ出発!
まぁ海外とはいえ、飛行機のフライト時間は沖縄とほとんど変わらない。あっという間にソウルに到着。
そこで出迎えてくれる現地の担当者さんと合流。そのおっさん、日本語が怪しいくらいにうまい! でもどことなく胡散臭い。
確か出発前にうちの常務から「多分現地ではなんか胡散臭い人が出迎えてくれるよ」と言われていたが、確かに胡散臭い。
とはいえこの方には最後までとても親切に通訳・ガイドをしてもらい、キムチのお土産まで貰ったのだから、こういっては失礼だけれど。
さて韓国。正直パッと見は日本人も韓国人も分別がつかない。手配していただいた車に乗り込み、空港からソウル市街へ。
時間は既にお昼時。市内の焼肉屋さんで昼食をご馳走になることに。
その焼肉屋、日本人観光客向けと思われる怪しい日本語が至るところに貼られている。
「アサヒビーレ」とか「ウーロソ茶」とか突っ込みどころ満載だが気にしないことにする。
焼肉は、韓国でいうところの本場の「プルコギ」。味付けも焼き方も日本とはぜんぜん違う。
真ん中が盛り上がったプルコギ鍋(ジンギスカンに似ている?)の真ん中にタレに付けた薄切り肉を置き、鍋の下に落ちて溜まるタレをつどスプーンですくって肉にかける。そうしないと肉がすぐに焦げてしまう。
そうして焼いた肉も辛みそをつけてサンチュで巻いて食べる。うむ、旨い。ビールが飲みたくなったがここは我慢。
チゲやキムチなどもご馳走になり、結構満足の昼食となった。
そういえばビールで思い出した。出発のフライトで久々に機内食サービスを受けたとき、韓国人のCAさんに「お飲み物は?」と聞かれ、「水」と答えたら「ビール」が出てきた。朝っぱらからビールを飲むことになったのはご愛嬌。
ちなみにそのCAさん、若干発音がおかしくて、「コーヒーいかがですか?」という呼びかけがどう聞いても「コイいかがですか?」に聞こえ、「恋いかがですか?」と脳内変換して何かの脚本にネタとして使えるかしらんと一人ほくそえんでいた。
「恋いかがですか~?恋ありますよ。あたたかい恋いかがですか?」って売り歩いたら、なんだか面白そうなストーリーになりそう。
昼食後は早速サロンの取材。とはいえ女性専用サロンなので中に入れない。そこで例の怪しい通訳のおっさんと共に、姉妹店である男性も入れるサロンへ。
そこで韓国伝統のサウナ「汗蒸幕」というものを体験。
この「汗蒸幕」、ヨモギを焚いた温室の中に麻袋を頭から被るというサウナで、確かに普通のサウナよりも汗がどんどんと出る。結構気持ち良いかも。
「汗蒸幕」を楽しんだ後はアカスリ初体験。男性スタッフの指示に従って体中をゴシゴシ。アカスリ後は確かに体がサッパリした気になる。
入浴後は通訳さんに勧められるがままに高麗人参・生ジュースを飲むことに。これがまた結構しんどい。もともと飲みづらい高麗人参をすりおろし、牛乳とリンゴとはちみつを混ぜて飲みやすくしたもの。
確かに飲みやすくはなったものの、ビールのジョッキになみなみ注がれたので、コップ半分くらいでほぼギブアップ状態。でもさすがに飲み干さなければと15分くらいかけてチビチビ飲み干したのであった。
息が高麗人参くさくなったところでようやく取材陣と合流。フライトの時間まで少し時間があるので、ソウル一の歓楽地である「明洞」(ミョンドン)へ行くことに。
車を停め、歓楽街を歩くと、いたるところで日本語が聞こえてくる。どうやら日本人観光客が集まるスポットらしい。
そして至るところにIKKOさんの等身大パネルが! 「日本No.1メイクアップアーティストおすすめの店!」ばかり。そしてその店内は日本人だらけ。なんだかなぁ。
その「明洞」にはナイキショップやらCDショップやらブランドショップやらが立ち並び、今や日本には無きダンキンドーナツなどもあって、普通に楽しめそうな感じ。でも今回は自由時間が20分だったので、結局何も買わぬまま後にした。
ちなみに今回の韓国旅行で唯一撮った写真が、これ。
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単純に「明洞」の町並みを撮ったもので、正直写真で見る限りは都内のどこかと変わらないのが切ない。
あっという間の取材旅行、早くも帰りのフライトの時間。両替した10万ウォンは結局まったく使わぬまま。このまま日本円に再度両替しても為替ルートの関係でほぼ半分になってしまうため、何とか使い切りたいところ。
空港内の売店で会社へのお土産などを購入。“10万”ウォンも持っているとなんだかお金持ちのような気がしてくるけれど、お土産の石鹸などが数万ウォンするので、なんだか変な感じ。こんな感覚も海外ならでは?
最後に通訳さんと先方の社長さんに夕食をご馳走に。空港の軽食コーナーで冷麺をいただく。
しかしこの軽食コーナーがまたひどかった。何がって、エセ日本語が。
「ビビンバ」を「ヒピソパ」と書かれていて、思わず「一文字も当たってね~し!」と突っ込みたくなった。
軽食コーナーではWBCアジア予選の韓国の試合が流れていて、みな真剣に観戦していたのが印象的だった。まさかこの後日本と何度も死闘を繰り広げるとは、その時は夢にも思わなかったが。
夕食後、「ありがとう!また会いましょう!」という言葉と共に、お二人からお土産をいただく。中を見るとキムチと韓国海苔。ベタなお土産だけれど、ベタ過ぎて種類が多く何を選んでいいのか困っていたので嬉しいお土産である。
お二人、とくに通訳さんには本当にお世話になったなぁと思う。しょっぱなから「胡散臭い」なんて感想を抱いたなんて、本人に言えやしない。何せ副社長だったし。
とここで終われば感動的な良い取材旅行だった、と言えるのだけれど。
最後にオチが。
見送る二人に手を振り、二人が見えなくなったところで税関を通ろうとすると、「あ、これキムチですね。キムチは持ち込めませんよ」と通告が。
結局、空港の手荷物カウンターまで戻り、キムチだけ別で預けることに・・・。そしてそのカウンター係りの男性に、「あぁ、キムチですね」ってにやっとされたときにはなんとも脱力感が・・・。
そんなこんなの日帰り韓国取材旅行。帰宅できたのは既に日付が変わっていたけれど、お土産に貰ったキムチを見ながら「なんだかんだ韓国、キムチ良かったなぁ」なんて感想を抱いたのでした。
おあとがよろしいようで・・・。

一年ぶりにこんばんわ。

ブログのブの字も思い出さなくなってから早くも一年弱。
その間、色々ありました。
特に仕事では今まで経験できなかったことを色々と。
雑誌の編集長の仕事もできたし、数億円規模の自社プロモーションの運用もできたし、通販メルマガを一年間書き続けたり、営業として大型案件を受注から運用までしたり・・・。
私生活は順調で、今まで以上に夫婦仲は良く、共通の趣味にお酒だけでなく熱帯魚が正式に加わり、水槽二つで毎日甲斐甲斐しく世話をする日々。
周りの友人たちはというと、結婚式のラッシュで山形⇒沖縄⇒千葉と毎月飛び回ったり。
それに合わせて山形&宮城の東北旅行や、沖縄の離島巡り第二弾(久米島、古宇利島、海中道路)を楽しんだり。
そんなこんなのいい一年でした。
4月になり、前の会社から部署の3人でプロモーション関連の分社独立。
事務所探しから始まった今回の会社設立は、これまた良い経験になりそう。
まだ事務所には机すら揃っていない現状だけれど、本当の意味でゼロからの会社に参加できるというのも人生の刺激ですな。
あと二週間くらいは落ち着かないだろうけれど、今しか味わえない日々を十分に楽しみたいと思う。
というわけで、新年度&新会社ということをきっかけに変えて、一年ぶりにシーサーナイトフィーバー、復活します!
でわでわ今後とも乞うご期待!