【沖縄旅行】北部観光、そして台風襲来

朝起きてすぐに天気予報をチェック。しかし残念ながら吉報は無かった。本日の夜に台風が本島に上陸することがほぼ確定したのだ。
これによって、今年こそ楽しむはずだったマリンスポーツが不可能になってしまった。
残念だけど、台風だけはしょうがない。一生に一度で沖縄に来て台風に遭った人もいるわけで、新婚旅行とはいえ来年以降も何度も沖縄(特に本島)には来るのだから、ここは諦めて他のプランを探すしかない。
ということで、今日は朝から本島北部へ。とはいっても夕方から天気が悪くなるのは分かっているので最北端の国頭村(やんばる)までは行かずに名護市と本部村辺りへ向かう。
最初の目的地は名護市にある「森のガラス館」。こうなることを予想して昨日ネットで予約を入れていたので、10時からのガラス作り体験に間に合わせて向かう。
琉球ガラスはいつの間にか有名になっていた土産品で、鮮やかな色で重宝されている。自宅でもよく使っていたけれど、実際に作るのは初めてだったので楽しみにしていた。
10時になって参加者全員が集まったところで説明を受け、順番に体験していく。選べるコースは幾つかあって、アクセサリーやコップなどから作りたい物を選ぶ。コースによって値段が違うのだけれど、うちらはビーズ飾りのコップを選択。
体験とはいっても、全てを体験者が行うわけではなくて、工程の数カ所を自分で行うのだけど、最初の工程は赤く熱したガラスの元に息を吹き込んで膨らませるところ。プロは上空に持ち上げてかっこよく吹くのだけれど、初心者は地面の型に向かって息を吹き込む。
これはあっという間の作業で最も簡単だけれど、ガラス作りと聞いて真っ先に頭に思い浮かべる作業を出来たのは嬉しかった。
その後の作業としては、膨らんだガラスの中に鉄棒を突っ込んで口を広げていく作業なんだけどこれが激ムズ。結局二人とも出来上がったコップはフニャッと曲がったものになってしまった。
店頭で売られているコップの凄さが少し分かった瞬間だったのだけれど、形は悪いとはいえやはり自分で作ったものなので愛着は生まれるし、今後愛用していくと思う。
(ちなみにコップが完成するのは翌日以降なので、直接引き取りか郵送かを選択することになる)
garasu1.JPG説明を聞く参加者達
garasu2.JPGプロの技
ガラス館では体験を終えてガラス製品の買い物をした後、本部町にある海洋博記念公園へ。
海洋博記念公園というよりも、今や「ちゅら海水族館」が有名になり過ぎているえれど、記念公園の方も結構見所があって面白い。毎年夏は花火大会で盛り上がるし。けどこの日は水族館を見終わって外に出るともう雨が降り出していたので、結局水族館だけ見て後にしたのだけれど。
水族館は去年も行ったけれど、何度行っても面白い。いつの間にか魚好きになっていたので、「これはアオブダイでこれがチンアナゴで」なんて見て回るだけでも楽しいし、大水槽「黒潮の海」は世界一だけあって何時間でも見とれられる。というわけで今年も満喫して水族館を後にしたのだった。
kaiyouhaku1.JPG水族館へ向かう途中
kaiyouhaku2.JPGナンヨウハギ
kaiyouhaku3.JPGメガネモチノウオ(ナポレオンフィッシュ)
kaiyouhaku4.JPGヤッコダイとチョウチョウウオの群れ
kaiyouhaku5.JPGチンアナゴ
kaiyouhaku6.JPG黒潮の海
天気が悪化したのでホテルに戻ることにして、帰りがけに名護で遅めの昼食。去年行きそびれた「名護曲」レストランへ。
このレストラン、いわゆる大衆食堂なんだけど、どの料理も美味しいし、豊富なメニューなので名護に行くたびに寄る店の一つ。
この日はソーキそばにイカスミソーメンチャンプルー、豆腐チャンプルーをオーダーして美味しくいただいた。
nagumagai.JPG豪華な昼食
ホテルに着いたのは夕方の17時頃。その頃には風も強くなり始めていて、ビーチは閉鎖されていた。こうなりゃ覚悟を決めるしかないので、この日は部屋に籠もることにして、売店やコンビニで買い出しして部屋でおとなしく過ごしたのだった。ま、ある意味ホテルを満喫したと言えなくもないけれどね…。