【沖縄旅行】玉泉洞と焼き肉

昨晩は本島に着いて母親と合流した後、3人で那覇市の久米にあるフランス料理店で遅めの夕食。うちの母親はワイン同好会なるものに入っているのだけれど、その店は御用達らしく、長男の結婚祝いということでその店の食事券を貰ったらしい。
本格的なフランス料理なんて残念ながらなかなかお目に掛からないけれど、今回の店は程度な高級感で居心地も良く、また各種ワインも非常に美味しくいただいた。一人辺り何万円も掛かっていたようなので、今年一番の御馳走には間違いなさそう。
restlant.JPGデザート皿
こうして楽しく食事をしていたところに突然の電話があって、なんと風邪をこじらせて入院していた祖父の容体が悪化したという。敗血症を併発というとこで非常に心配になったけれど、一応素早い対応で命には別状が無いとのことで一安心。
こういうこともあって、沖縄本島初日は朝一番に祖父を見舞ってからのスタートであった。
祖父の顔を見て安心した後は首里のそば屋で昼食を取り、昨年は時間の関係で行けなかった「玉泉洞王国村」へ向かうことにした。
このアミューズメントパークは、今や県内最大級に発展していて、東洋一と称される鍾乳洞の他、ハブ館やら民俗館やらを併設し、また日々エイサーなどの琉球舞踊の出し物を行っているとあって人気のスポットなのだ。
那覇市から車で一時間も掛からないのでアクセスも楽。これまで自分自身何度も行っている(古くは小学校の遠足で)けれど、その度に豪華になっている気がする。
とまぁそんな王国村へ到着。奥さんは鍾乳洞に大興奮で、でかい柱に抱きついたりしていた。(もし折れていたら一体何千年分の月日が無駄になったのだろう…。1年で数ミリしか伸びないらしい)
見慣れている身からすればそれほどでもないのだけれど、この鍾乳洞も結構なものらしい。何年も前に大学の部活の先輩や友人達を連れてきたこともあったけど、皆興奮してたっけ。
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鍾乳洞から出た後は、ハブとマングースショーを見学。もちろんハブ対マングースの対決は既に禁止になっているので、今見られるのは駈けっこくらい。なので主催側も完全に路線を転換していて、以前のような殺伐としたショーではなく、コミックショー的なノリ。お客をユーモアで笑わせながら、ハブやコブラ、ウミヘビとマングースたちを絡ませて見せていて、これはこれで立派だなぁと思った。
後はエイサーをちらっと見て、王国村の運営会社が作っている地ビール「ニヘデビール」を購入してから後にした。
そして向かったのは宿泊先のホテル。今年も恩納村にあるサンマリーナホテルが宿泊先だ。昨年はこのホテルで一泊したのだけれど、ホテル側の手配ミスで空室が無く、一番安い料金で一番高いスイートルームに宿泊できるという嬉しすぎる誤算があったのだけれど、今回は残念ながらというか当然ながらその誤算は無し。
でも適度な広さで綺麗だし、ホテルの雰囲気が好きなので今回も快適に過ごすことが出来た。
多分次回以降もこのホテルだろう。
サンマリーナホテルの一番の良さはなんと言ってもプライベートビーチの綺麗さにあると思う。そしてその綺麗な海で思う存分遊べる施設やサービス。今回はシュノーケルとかグラスボートとかを満喫しようと思っているので、明日以降が楽しみ。気になるのは台風が近づいていることだけど…。
夕食はガイドブックを見ながらホテル周辺で美味しい店にでも行こうかとタクシーを待つことにしたのだけれど、ホテルの真っ正面にお店があったので見てみると焼き肉屋で、食べ放題が安いし今日は近場で良いかということになってその店で済ませることに。
んでこの店、何とも言えない変な店だった。店員がコックを含め2名で客が増えたら全然回らないものの、その待つ不満を店員ののらりくらりトークでうまく和ませている。「すいません、もうちょっとだけ、ちょっとだけ待って下さいね」なんて笑顔で言われると、もうちょっと待つかという気持ちになってしまうからしょうがない。
んで店内の作りも、多分倉庫かなにかを改造して作っているのか、茣蓙を店内中に敷いて、扇風機があちこちで何台もフル稼働。それでもどこかの親戚の家にでも居るような、何となくノスタルジックな気持ちにさせられて、逆に居心地が良くなってくるのも不思議。
肉は韓国直輸入というだけあって凄く美味しくて、キムチもかなり美味しい。ビールはキンキンに冷えていて、それで二人合わせて五千円くらいなのだから、かなりお得だった。問題は食べ過ぎだったんだけれどね…。
yakiniku1.JPG店の雰囲気が伝わるかな?
yakiniku2.JPGキンキンに冷えたビール