寝違えをしてメルマガを書き利き酒をする

3日間のみの平日だった今週。
いきなり休みボケならぬ「寝違え」で苦しむことに。
水曜日、連休があっという間に終わったことを残念がりながら早朝に起きると、なんだか首に違和感が。
というか起きてみると、何故かちょうど枕と枕が重なってダブルの高さになっている部分に寝ていたことに気付く。
んでシャワーを浴びて出勤前の自宅仕事をやっているうちにどんどん痛くなってきて、出勤時には痛みはMAXに。
結局この日は一日中、正真正銘の「首が回らない」状態に苦しめられることに。
いやあ「首が回らない」って、本当に辛い。運良く外出が無かったこともあり、一日中自分のデスクで何とか過ごせました。
ちなみにネット上では「寝違えに効く」というストレッチが載っていたりしたので、ドキドキしながら試してみたけれど、今回の寝違えには残念ながら効かず。
もし次回またなってしまったら再度試してみたいと思う。
というか寝違えなんて何年ぶりなんだろう? ここまで酷いのは生まれて初めてかもしれない。それくらい今回は痛かった。
皆様も寝相にはくれぐれもご注意を。 (寝違えの原因の多くは腕の圧迫らしいです)
そしてこれまたあっという間の週末。最近の恒例として、会社の通販サイトのメルマガを発行している。
いつもは自分のアドレス宛にはテスト送信しか送らないのだけれど、今日は珍しく本送信も送ってみた。
すると、何故だか受信ボックスに入ってこない。
おかしいなぁと思いながらもしやと思って「迷惑メール」ボックスを開いてみると、自分で書いたメールマガジンが未開封で入っていた。
いやあ、ちょっとショック。
頑張って書いても、自動で迷惑メールフィルタに引っかかってしまうんだなあ。
(ちなみにYahoo!メールを使用)
その夜、自宅でライトな利き酒を試してみた。
あっという間に自宅の焼酎は20本を越えた(とは言え貰い物も多いのだけれど)ので、そろそろちゃんとした味覚(舌)を磨こうと思い立ったのだ。
焼酎お湯割りの通な飲み方として、70℃くらいまで冷ましたお湯を先にグラスに注いで、その後にゆっくりと焼酎を注ぐ、という鉄則がある。
そうすることで焼酎の成分をお湯で壊さず、かつ熱の対流でかき混ぜることなくうまく水と焼酎は合わさってまろやかになるらしい。
その知識を得てからこの方法で飲んでいて、確かに美味しくなったような気になっていたのだけれど、果たして本当にそうなのか?というのを試すことにした。
そのことをうちの妻(自称・金麦妻)に話すと面白がって協力してくれたので、見えないところで同じグラスに同じ割合でお湯割りを作ってもらう。
もちろん、片方は焼酎を先に、もう片方はお湯を先に。
それを飲んで、美味しいと思う方を当てられれば、第一回の利き酒は成功となる。
手持ちの中から選んだ銘柄は「伊佐大泉」。手に入りやすいものの、その円やかな甘みと芋の香りで人気の高い焼酎だ。伊佐大泉のお湯割りならば、香りの面でも味の広がりの面でも文句なしだ。
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早速、利き酒スタート。
まずは香りをかいでみる。
左のグラスから先にかいでみると、非常にふくらみのある芋の香りがする。美味しそうだ。
次に右のグラス。間髪空けずにかいだからか、幾分香りが薄い。
いったん深呼吸をして再度試してみる。次は右から左へ。やはり左がより香る気がする。
いかん、これは先入観じゃないか。このまま味をしても左が美味しく感じるに決まっている。
そんな葛藤を心にしまいこんで味見。
まずは左。というかこの時点で左を選んでしまったのがまずかったのでは?
左が味も深い気がする。右は若干甘みが足りない。
ということは左が正解か? 味も香りも左が勝っている。
でも本当にそれが正解なのか? 何度も飲み比べてみるとよくわからなくなってきた。
左が味が濃いが、飲んだ後に若干の辛味を感じる気がしてきた。
ということは右が正解なのか?
といって考えがぐるぐるめぐり始める。結局何がなんだかわからなくなる。味も香りも強いのは左。でもそれはイコール美味しいなのか?
散々迷った挙句、「左の方が味が濃い。でも右が正解な気がする」と回答。
そして正解は、左。
やっぱり自分の直感は正しかったのだ。
初っ端の香りから違いが分かったような気がしてしまい、それで逆に気構えてしまったことが敗因だろうか。
こっちじゃないか、と直感では思っても、つい深読みしたつもりになって逆を選ぶ・・・。日常生活でもありそうだ。これは人生の教訓として受け取っておこう。
というわけで第一回の利き酒は大失敗となった。
これに懲りずに舌を鍛えて、少しは味の分かる焼酎ファンになりたいものだ。
予断だけれど、もっぱらのビール党で焼酎苦手な妻は「どっちも同じ味にしか思えん」と回答。ま、色々な料理に激辛ハバネロソースを入れるくらいだから、夫婦揃って味オンチなのかもしれない。
ちなみに今晩の夕食はお義母さんからお土産にいただいた「点天」の一口餃子。まずはビールと合わせて満足して、次に「焼酎に合わせよう!」と思って米焼酎「武者返し」を試してみたものの、あまり合わなかった。
武者返しはフルーティーでまるで日本酒のような味わいなので、確かに油っこい餃子には合わないなぁと思った次第。
油っこいのには芋か泡盛かなぁ? ま、餃子はやっぱりビールなんだけどね。

連休は自宅でのんびり

今回の公演は無事に終わった。無事に、という表現が正しいかどうかは別として、一応終わった。
見に来てくれた方に感謝。
とは言え、自分自身の脚本も結果的にはイマイチで、色々と考えさせられたことは事実。次回リベンジしたい。
早くも今年のゴールデンウィークも終わりかけている。
今年は何の予定も立てていなかったので、残り一日となった今日現在、ほとんど遠出していない。というか電車にほとんど乗っていない。
去年は宇都宮と佐野を満喫したことも、今となっては良い思い出だ。
とは言え、自宅でうじうじと過ごしているわけでなく、それなりに楽しんでいることは確か。電車に乗らなくても近所を散歩するだけで楽しめる今の環境に感謝すべきかもしれない。
まだこの呼び方に馴染みの無い昭和の日は、家から一駅電車に乗って久しぶりに中野へお買い物。とはいってもお決まりのまんだらけには行かずに100円ショップ巡り。中野にはなかなか大きいショップが二軒あるのだ。
そこで生活雑貨などを購入してパスタ屋でお昼を食べて帰宅。夜は家で焼酎を飲みながらだらだらと。
そんで5月3日からの4連休。3日はこれまた近所でお買い物。お昼は八重山そばの専門店でそばと石垣牛ハンバーグのセットを食す。麺の太さなどを見てもちゃんと「八重山そば」になっていて味も美味しい。すぐ近所にこんな店があるのも嬉しいところ。
久々にゲームでもやりたいなぁと思って近所のゲオに行き、今更ながら「キングダムハーツ」をやりたいと購入を決めるも品切れ。とは言え決意が鈍ることなく駅の反対側にあるもう一軒のゲオへ。そこでは売ってはいたものの割高感があって購入断念。
しかしここで諦めてはせっかくの連休が台無しとばかりに、散歩がてら中野まで歩くことに。
早稲田通りを中野方面に歩くのはかなり久し振りだったので、周りのお店などが気になりキョロキョロしながら歩く。中野駅が近づいてきたところでゲーム屋を発見。そこでかなり安くキングダムハーツが売られていて無事に購入できた。
そして帰りがけ。行きに気になっていた酒屋を覗いてみると驚きの品揃え!
あるわあるわ、数え切れぬくらいに海外ビールが並んでいる。ネットでもなかなか見かけないくらい豊富な種類で、ビール好きの我々は大喜びで物色。
良く見てみると、値段もネットで買うより安いのがほとんどで、送料を考えるとだいぶお得。これは思いがけず良い店を見つけたものだ。
焼酎もビールも、近所に名店があって素晴らしい!の一言。暫くはこの地で住みたい、と心から思った。
昨日は中学時代の友人であるSくん(名前出していいかわからないのでとりあえずイニシャルで)が遊びに来た。彼は5年間鹿児島で青春時代を過ごしていたので、飲むものといえばやはり芋!芋焼酎を二人で飲んで楽しんだ。
彼もフリーペーパー(エンジニア向け)を作っているのでその話をしつつ、色々な銘柄の芋をいただく。まさに至福の時。また次回が楽しみだ。
そんで今日は一日洗濯とゲーム。キングダムハーツ、面白い。最初は面倒だったグミシップもはまり出して、今じゃストーリーが進むたびに手に入るグミパーツが楽しみでしょうがない。
ディズニーキャラとFFキャラの競演、見事です。
といった形でインドアな感じの今年の連休。明日は品川水族館あたりにほんの少し遠出する予定。
ちなみに・・・
チャンピオンズリーグではリバプールが準決勝で敗退して悔しがるものの、FC東京は調子良いし、そしてなんと言っても朗報は、超プレミア焼酎である森伊蔵の抽選に当たったこと。市場価格数万円の味を楽しむことができるその日が楽しみだ。
そんなこんなの連休、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

出張と受賞記念パーティー

一昨日は自宅を朝5時半に出て、6時過ぎの新幹線で大阪へ。こんな時間でも結構乗客が居てびっくり。
9時過ぎに新大阪へ着き、のんびりする暇も無くすぐにアポへ。この日は10時と11時にそれぞれアポが入っているので気が抜けない。
10時アポを終え肥後橋から谷町四丁目へ。そして11時アポを終えた後は会社の大阪事務所がある天満橋まで歩き、事務所で打ち合わせとメールチェックをしてようやく一息。
事務所の地下にある飲食店街で昼食を終え、次は14時40分の新幹線で浜松へ行かなければならないので、ほとんど自分の時間は無いのだけれど、その合間を縫って高島屋大阪店へ。実はこの日(毎月1日~10日)まで全国の高島屋各店舗では、限定焼酎の抽選申し込みが出来るのだ。
というわけで着いたらすぐに申し込みをして新大阪へ。今回の大阪の思い出はほとんどないけれど、この抽選で万が一にも当選していたら、一転して薔薇色の思い出に変わるんだけど。
新幹線で浜松駅に到着。浜松で降りるのは初めてだけれど、なかなか大きくてキレイな街だ。
その後も強行スケジュールは相変わらずで、浜松からすぐに磐田に移動して、通販の委託先業者の下見と打ち合わせを行い、そしてそれが終わればまた浜松に戻ってもう一つの委託会社と打ち合わせ。
全て終わった後は既に19時を回る頃で、これまた浜松の思い出も無く帰るのかと落胆しかけたところで、「浜松土産を持ち帰って貰わないと申し訳ない!」という先方のご厚意で、うなぎパイと鰻弁を貰って、少しは浜松を楽しめたかなぁと。
今度は私用で浜松に行ってみたいものだ。
そして昨日。うちのばあちゃんのお兄さんが今年度の吉川英治文化賞を受賞したので、その受賞パーティーに20時から参加してきた。
パーティーには我々親戚が数人と、あとは八重山時代のおじさんの教え子や友人、八重山の著名人で関東在住の人々が集まった。
そんな中、親戚のおじさんやはとこと共にお酒を飲んでいたのだけれど、うちのじいちゃんの幼馴染のおじいさん(八重山文化研究会の会長らしい)などもいらっしゃっていて、素性を話すと「あぁ、君のおじいちゃんとは昔から仲良くてねぇ、こんな時で無いと会えないから、今日は会えて嬉しいよ」といって喜んでくれた。
いくら社会人として経験を積むとは言え、仕事で出席するパーティーとはまた違った形で気を遣うので、まだまだ慣れずに気疲れしてしまうのだけれど、そのうち年を重ねて場数を踏むと、こんなパーティーにも慣れていくのだろうかと考えさせられてしまった。
ちなみに受賞作は「八重山方言辞典」。うちにも一冊あるけれど、ためになる本なので、言語学や方言に興味のある人は是非手にとってみて下さい。
まぁ沖縄以外ではなかなか本屋でお目に掛からないけれど。

本格焼酎ルネッサンス

最近、仕事で関わることがある関係で、焼酎にはまっております。
焼酎といえば、昨今の焼酎ブームでプレミア化していて、定価の十倍以上で取引されることも稀ではなく、その代表格とも言える3M(森伊蔵、魔王、村尾)は元より、その他美味しいとされる様々な焼酎が品薄になり、ブローカーの餌食となってプレミア価格となってしまっている状態。
ようやくブームが落ち着いてきたとはいえ、まだまだ正常な状態は程遠いと言えるのではないだろうか。
まぁ、ヤフオクなんかでプレミア価格でならすぐに手に入るものの、そうして手に入れるのはどうにも本質と違う気がしてそこまではしないのだけれど、それでも色々なところで行われる抽選販売には応募しまくって、少しでも可能性があれば定価での購入を目指し勤しむ毎日。
ちなみに、初めて手に入れた有名焼酎は元祖・プレミア焼酎の「伊佐美」。鹿児島の酒店で定価で購入したのだけれど、伊佐美が到着する日は家でドキドキしながら待っていて、到着後にお湯割りにして口にするときもまたドキドキ。
果たして、その伊佐美お湯割りの味は、元祖プレミアの名にふさわしいもので、今まで飲んできた芋焼酎(それほど飲んでいないのだけれど)の中では別格の美味しさだった。
そうこうしているうちに完全にはまり、夜な夜なネットの焼酎紹介サイトやブログで情報を漁っては、美味しい焼酎に関する情報や豆知識を蓄積し、舌が肥えるよりも先に頭でっかちになってしまった。
これは正直に言って、自分自身の性格というか、凝り性という面を現しているように自分でも思う。
そんな中、舌を肥やす絶好の機会と言える本格焼酎が試飲できるイベントが都内で行われ、そのイベントに焼酎好きの上司と共に参加してきた。
実は、焼酎のファンサイトなどを巡るようになってから知ったのだけれど、うちから歩いて15分くらいのところに、有名焼酎を扱っている店として都内では超有名な通称「上高田」という酒店があることが判明し、通ってみようとサイトを見たりしている中で、その店舗が企画している今回のイベントを知ったのであった。
当日、13時から駒場エミナースで開催されたそのイベントは、遠く九州から30近い蔵元が参加され、それぞれのブースで自前の焼酎を振舞っていた。
こういう時だからこそ味わえる焼酎を優先で飲まねば!ということで、最初から飛ばしてブースを回る。
回りも焼酎マニアはもとより飲食関係者や報道関係者など200人くらいが思い思いのブースへ赴き蔵元さんと焼酎談義に花を咲かせている。
そんな中我々は、麦焼酎の二代巨頭といわれる百年の孤独と兼八(&兼八原酒)を味わい、芋の名品なかむらを飲み、球磨焼酎(米焼酎)の寿福酒造さんでは球磨焼酎唯一の女性杜氏さん(会場では杜氏さんとは知らず、売り子のおばさんかと思ってました、失礼)から直接米焼酎「武者返し」を直燗でいただいたり、他にもたらふく飲んで至福の時を過ごすことができた。
よく見ると参加者はみんな幸せそう。そういう場に居合わせることができただけでも、来て良かったなあと思った次第。
というわけで、以下は備忘録も兼ねた当日飲んだ銘柄一覧
【芋焼酎】
・宝山綾紫
・宝山白豊
・富乃宝山
・池の鶴
・やきいも黒瀬
・うすにごり
・ひとり歩き
・佐藤黒
・黒白波
・宵の灯
・枕崎
・不二才
・なかむら
・熟柿
・黄色い椿
・なかまた
・養老伝説
・ばらの贈りもの
・かめつぼ仕込み
・帥
【麦焼酎】
・百年の孤独
・兼八
・兼八原酒
・ちんぐ
・寿福絹子
・黒さそり
【米焼酎】
・武者返し
・豊永蔵
【その他】
・春雨ラメ30度(泡盛)
・龍宮(黒糖焼酎)
・朝日(黒糖焼酎)
・陽出る國の銘酒(黒糖焼酎)
・角玉梅酒
・刀梅酒
こうやって一覧にすると、当日どれだけ飲んだんだ!と突っ込みたくなるけれど、もちろん各銘柄を居酒屋で飲むようにしっかり飲んだのではなく、入場時に配られたお猪口で少量を飲む比べる形で楽しんだ。けれど帰るときにはだいぶ酔っ払っていたことは確か。
とりあえず色んな銘柄を飲むことが出来て思ったのは、「飲んだ酒は全部うまい!」というのが一つ。まぁ今回参加の蔵元選定の段階で企画者のフィルターを通っているわけで、そのフィルターが確かだったということなのだと思うけれど。
そんでもって、巷で有名の銘柄、得てしてプレミア焼酎だったりと言われている銘柄は、やはり格段に旨い。本当に旨い。とは言えやっぱりプレミア価格で買うのは違うと思う。
プレミア焼酎を自宅で楽しむ際には、その銘柄が持つ最上の美味しさに、定価でゲットできたというコレクター的な喜びと満足感が合わさり、至福で格別の時間になるのだなぁと思ったのであった。
というわけで、今後も焼酎探しの旅は続いていくでしょう!

結婚一周年

昨日4月4日は初回の結婚記念日だった。つまりは結婚して一年が経過したということだ。「新婚」の定義は結婚して1年以内ということらしい(だって「新婚さんいらっしゃい」の出場条件が結婚して1年未満だから)ので、もう新婚は卒業ということだろうか。
正直あっという間という感じがするけれど、その1年の間に新婚旅行があり、転職がありということを考えると、確かに1年かという気もする。
最初の半年はお互い色々と苦労したけれど、転職してからはお互いの時間を持てるようになって、落ち着いてじっくりと生活を楽しめるようになったかなと。
昨晩は仕事を定時に切り上げて、帰りがけに高島屋でシャンパンを買って自宅でお祝い。
そして今日は、吉祥寺に桜を見に出かけた。
吉祥寺に来るのは約1年ぶりだけれど、相変わらず凄い人の多さ。まぁ前は新宿で働いていたのだから、慣れていると言えば慣れているけれど。
井の頭公園はこれまた凄い人、人、人。桜が少し散りかけているとは言え、花見客にはそんなことは関係ないだろう、酒と仲間がいれば楽しそうだ。
到着したのは午後だったので、花見スペースが空いているわけもなく、少し歩いたところで諦めて、「いせや」で焼き鳥でも食べることにした。
久々の「いせや」は相変わらず旨いし安い。そして餃子を初めて食べたけれど、それもシンプルだけれどジューシーで旨い。串20本に餃子2皿、ビール4杯で4000円ちょっとというのは「いせや」ならではだね。
というわけで、満腹満足で帰宅。自然体での結婚記念日だったかなと。こうやって二年、三年・・・といつまでものほほんと迎えられればいいなぁ。
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仕事が一段落

3月31日と4月2日は、現在行っている業務では重要な日だった。
3月31日は、フリーマガジンのリニューアル創刊号の発行日であり、またそのマガジンに連動した通販サイトのリニューアルオープン日で、4月2日はマガジンや通販を行っているサロンチェーン自体のWEBリニューアルの日。
つまり、ここ暫くの仕事の全ては、この二日のために動いていたのだ。
(忙しくてブログの更新もほとんど出来なかったし)
3月31日、マガジンは印刷所にデータを入稿した時点でこちら側がやることは何も無いので、特別作業は必要なかったのだけれど、通販サイトの方は中身の制作が全く追いつかずに、結局前日、前々日の土日は自宅で制作作業に追われ、30日は結局ほとんど寝られずに作業を行っていた。
とはいえそんなこんなの苦労も、完成したマガジンやサイトを見てると忘れられる気がして、学生時代からやってきたことというのが「仕事」というフィールドで出来たことに感慨を覚えた。
学生時代にサラリーマンになりたくない、サラリーマンは務まりそうにないと思って、その代わりにやってみたいと思っていたことが、巡り巡ってサラリーマンになって出来るというのも、面白い。
とは言え、成し得たことに感動した反面、「こんなものか」という思いも正直ある。
まあ雑誌自体が自分の望んだ方向性(女性がターゲットだから)ではないということもあるのだけれど、自分自身の興味関心のベクトルが変わりつつあるのかなとも感じてしまった。
とは言え、今は完成したサイトとマガジンを見ながら自分にお疲れと言ってあげたい。ということで実際に、出来たばかりの雑誌を読みながら酒をちびちび飲みながらにやけていたのだった。
ちなみに、マガジンは全国300箇所ほどあるサロン「r○ffine」で店頭配布中で、通販サイトは以下のURLから閲覧可能。通販の売り上げは今夏のボーナスに直結するので、是非ご購入を!
(○にはアルファベットの一番最初の字を入れてください。アクセス解析対策で直リンはしませんので)
【通販サイト】 http://www.r○ffineclub.jp/
ご意見、ご感想は是非コメント欄か直接会ったときにでもどうぞ。

逃がした魚は・・・

今日は久々に新宿WINSで馬券を買いに行ってきた。
いつもは自宅でテレビを見ながら情報を集め、ネットか携帯から買っているのだけれど、投票用の口座に入金を忘れてしまったので出かけたわけだ。
普通のレースならそこで諦めて家でおとなしく観戦するのだけれど、この日は復活を賭けたウオッカが出走するとあって応援馬券を何としても買うために、新宿へと向かったのだった。
明日が今年初のG1なので、今日はあまり混んでいないWINS。東西メインレースの印を決めて、いざ馬券を購入するために窓口へ。
レース前に某友人に送っていた印はこちら。
【クイーンカップ】
◎ライムキャンディ
○ラルケット
▲スワンキーポーチ
△リトルアマポーラ、マイネブリッツ
【京都記念】
◎ウオッカ
○ドリームパスポート
▲トウカイトリック
△アイポッパー、トウショウナイト、アドマイヤフジ
京都記念は大惨敗。しかしクイーンカップはリトルアマポーラ→ライムキャンディ→ラルケット。
マークしたシートは・・・
クイーンカップ→ライムキャンディ単勝3百円、◎~△のワイド5点を三連複で百円ずつ。
ということは、三連複が見事的中! 配当は80倍強で、今年最初の景気づけだ! このお金でWiiのウイイレ買える!
と大喜びするはずだったのに、新宿は1点2百円以上じゃないと買えないということをすっかり忘れてて、窓口で「百円じゃ買えませんよ」と言われ、とりあえずライムキャンディの単勝だけ買って戻り、再度二百円で記入して買おうと思っても持ち合わせが無いので、迷っているうちに締め切られてしまったのだ。
これまで最後まで切るか切らないか迷ってて結局来たとか、馬券買いに行かなかった時に限って予想が的中したりとか、そんなことは何度かあってその度に悔しがっていたけれど、今回はそれとは訳が違うわけで。
1口百円で買える場所だったら問題なく買えてたし、そもそもマークして窓口に出したのは事実だし、悔やんでも悔やみきれないというか何というか。
いつもの通りの賭け金だったので、結局2レースでの負けは2千円にも満たなかったのだけれど、精神的には8千円負けたような気持ちになってとぼとぼとWINSを後にしたのだった…。
これが競馬、これが人生ってね。
ちなみに最近、社内では「渡辺いっけい似」というキャラで立ってしまい、冗談で「いっけいさん」と呼ばれるのはまだいいのだけれど、昨日なんて「渡辺さん、あっ! すいません間違えました」と素で間違われるに至っては、なかなか切なくなってくる。
そんな歳じゃないんだけどなぁ。
ついでに宣伝ですが、4月21日、22日の平日二日間、劇団YAX直線の2008年初舞台があります。
平日なので当然の如く出演はしませんが、3本のオムニバス作品のうち1本の脚本を担当してるんで、お暇な方は仕事帰りにでも新宿ゴールデン街劇場まで是非お越し下さい。
肝心の脚本の中身はまだこれからだけれど、タイトルは「結婚コケッコー」という単なる思いつきから決まったもので、劇団主宰の原氏にフォーカスした夫婦生活の話になる予定。乞うご期待!
さぁ、早くも2月も残り僅か。3月はJリーグも開幕するしチャンピオンズリーグも佳境だし、仕事でもフリーマガジンの発行だし、色々楽しみです。

嘘のようでほんとの話

普段はよほど急いでいたとしても「本気の」駆け込み乗車はしてこなかった。目の前で閉じ始めているドアに突っ込んでいく気概は持ち合わせていなかった。むしろ、ぎりぎりで駆け込んで来て、その後車内放送で「駆け込み乗車は危ないですのでお止め下さい」と言われているサラリーマンや学生を見ながら内心「迷惑なやつらだ」なんて思っていた方の人間だった。けれどこの日、どういうわけか駆け込み乗車を本気で行った。閉じ始めているドアに体ごと突っ込んでいった。そして何とか間に合った、とほっと一息ついたとき、事件は起こった。
ガシャンとドアが閉まると、何故か身体と左手が引っ張られる。おかしいなと思って確認してみると、コートの左半分と左手に持っていた通勤用の鞄がドアに挟まっているではないか。しかも挟まっているのはちょうど鞄の持ち手のところだけで、鞄本体は狙ったかのようにドアの外側に出ている。
駆け込んだ場所は先頭車両でかつ一番手前のドアだったので、目の前に車掌も居てこのことを確認。最後列の車両に乗っている運転手に旗を使ってドアを開けるように知らせている。それを見て「あぁ良かった、ちょっと恥ずかしいことになったけど、ドアが再度開いて無事挟まりが解消されるだろう」と安堵した。実際に他人のそういった場面を良く見ていたし。
しかし、本当の異変はそこからだったのだ。前述のようにうまいことコートと鞄の持ち手だけ挟まっていたので、ドアに挟まった部分がかなり薄く、ドアのセンサーには関知されない。そして頼みの綱だった車掌も、必死に運転手へ向かって旗を振っているものの全く気付かれていない。良く見るとその車掌は若く、いかにもまだ新米といった面構え。こりゃやばいんじゃないかという危惧が頭をよぎったが、正にその通り。電車はこの事実に気付くことなく進み始め、ドアにコートの左半分と鞄を挟まれたままプラットホームは遠ざかり始めた。
そしてそんなとき、呆然としながらも視線で追っていた新米車掌は、途中で諦めて、こともあろうに肩をすくめやがった。まるで「 ┐(´д`)┌ヤレヤレ 」とでも言いたげで、こっちはそれこそ「…. ツ・o・)ノ・△・)ツ・o・)ノ彡☆ちょっと~ちょっとちょっと」っていう気持ちで遂に車外は真っ暗闇に。そのドアの外に見えるマイバッグ。そこには非日常があった……。
気を取り直して冷静になろうと一息つき、状況を把握する。ドアから車外に出ているのはコートの端と鞄まるごと。ただ鞄もうまいこと空気抵抗を受けながらドアにくっついているので、壁などとぶつかる心配は無さそうだ。コートもポケットに入ったままの携帯電話が気になるところだけれど、コートの素材が衝撃材になるだろうし大丈夫だろう。ここでひとまず最低限の安心感は得られた。
次に車内。さすがにこの状況は恥ずかしすぎると思い恐る恐る見渡してみると、なんと誰一人としてこの状況に気付いてやしない。都会は他人に無関心というけれど、正にその通り。妙に感心してしまったが、今はそんな場合ではあるまい。
気付かれていないことをいいことに、このままシラを切ろうと判断し、「ドアに単にもたれているだけの乗客ですよ」アピール。実際はコートも、左手の先にある鞄も車外で、そこから動こうにも動けないのだけれど。でもこうしておけば車内では気付かれず、次の駅でドアが開いた時に何食わぬ顔をすれば精神的被害は最小限だろうと踏んだわけだ。この緊急事態に冷静な判断、我ながら天晴れである。まぁいくら威張ったところでこの状況事態は間抜け以外の何物でもないのだが。
考えもまとまって、あとは数分ガマンして次の駅でドアが開くのを待つだけだ。そう考えると何とも無い。ちょいとオイタをした程度だ。さぁまだかまだか高田馬場は。お、ようやく到着だ。さぁさぁ我を助けて下さいまし。開けゴマ、開けドア。だなんて色々頭の中ではフレーズを思い浮かべつつ高田馬場に到着。さあドアよ開け!
……ってあれ? 反対側のドアが開きました。コレは困った。さすがにその展開は思いつかなかったぜ。んじゃもう一駅待ちましょうかね。
……早稲田。逆。次。神楽坂。逆。次…って、もしやずっとこのままかとまたもや目の前が真っ暗に。しかも車内は混み始めて来ているし。
確かめずにはいられない、唯一の身体的取り柄である視力の良さを駆使し、路線図を確認。すると、こちら側のドアが開くのは、実に最初に乗り込んだ駅から7駅目の大手町まで開かないでは無いか。ここまで来るとこの状況に呆れてもう何の考えもなく、ひたすらこの流れに身を任せようと観念したのだった。
そしてその男は事件発生からおよそ16分後、先頭車両の一番先にドアが丸ごと出ているという非日常な光景を目撃した数十人の乗客に見守られながら、大手町駅で無事保護された。
事件後、男は「駆け込み乗車はもう二度としません。すいませんでした」と語ったという。
「周りの事に興味がない」「諦めが早い」といった現代の風潮を良く反映した、悲しい事件だった。
※この話は全てフィクションであり、実際の事件、人物等とは一切関係がありません……と言えれば良いのに。

マガジン制作順調に進行中

最近の職場での業務は、営業活動が一段落して、3月末に発行を控えているフリーマガジンと、そのマガジンの通販ページに載せる商品の選定をメインで行っている。
自分にとっては新たな領域での業務なので、都度新たなことを知ったり経験したりで、楽しく働かせて貰っていると思う。
今後マガジンは年四回、春夏秋冬で発行していくことになるけれど、今回はリニューアル後初ということで、雑誌のコンセプトや方向性、特集記事のプラン出しといったことから営業的な部分では媒体資料の作成まで、色々と下準備をしてようやく動き出した。お陰様で今回は偶然の出会いもあり広告記事は二社から取れたけれど、それを直接自分が書かないとは言え、委託先の編集スタッフと共に取材に行って絵コンテを打ち合わせの中で作る作業は、もう五年以上も前のことになってしまったフリーマガジン制作(学生時代の仲間達と制作)を思い出し、自分の原点とまで言うと大げさだけど、初心に立ち返った感じはしている。
というわけで、楽しみながら制作に当たっているフリーマガジン、発行は3月末。女性向けのサロンで20万部配布予定。仕上がったら告知をするので、もし見たい方は連絡下さい。
今日はこれから粉雪の中、青山のスタジオで撮影に立ち会ってきます。これまた楽しみ。

遅ればせながら2008年抱負

気づけばあっという間に2008年も二週間過ぎてしまっていた。
年末年始はエプソン品川&葛西臨海の二つの水族館に行ったり、正月休みに上京していたサッシーと飯田橋の料亭で晩餐を楽しんだりと楽しく過ごした。
2007年泣き納めは『涙そうそう』で、2008年泣き始めは『お父さんのバックドロップ』。笑い始めは『ナチョ・リブレ』。そんな映画生活。
『涙そうそう』には、見慣れた那覇市の景色が映っていたし前半の流れは心地良かったけれど、やっぱり後半の意味もなくあっけない展開は何とも拍子抜け。それでも泣いてしまうのは多分夏川りみの歌声のせい。「泣かされた」感が強く、映画を見てて泣きそうになるのを必死で抑えたのはこれが初めてかもしれない。(人前だから、という理由は除いて)
『お父さんのバックドロップ』は何故か長い間見なかった作品。多分中島らもの最後の姿を見てしまうのが嫌だったからかもしれない。事実、出演シーンを見て悲しくなった。作品自体は原作をよりスケールアップさせていて、ベタな展開だけれど素直に感動して泣いた。『涙そうそう』との違いは何だろう?
『ナチョ・リブレ』も素直に面白かった。試合シーンはミゼットレスラー(小人)とかも出ていて、5年以上前に後楽園で見たAAA(トリプレア・メキシコのプロレス団体)の日本巡業を思い出した。やっぱルチャっていいなと正月早々思った。
正月は正月で嫁さんの祖母宅へ行って親戚に囲まれたりしたけれど、犬とも触れ合えたし楽しく過ごせたかなと。
そんな2008年のテーマは「熟成」。職を変えて新しい業界・環境に飛び込んで1月ちょっと、夫婦生活も1年弱。仕事も私生活もうまいこと熟成させて、2009年はその熟成を受けて羽ばたきたいなと。
なかなか定期的に更新できないこのブログだけれど、ブログ共々今年もどうぞ宜しく。